あらすじ
求める愛には、いつも、手がとどかない……。行方不明の婚約者と、彼女にそっくりな謎の少女、ポーシアを追うマイとユサーザ。途中たどり着いた街で、「不死の秘薬」が出回っているという噂を知ったふたりは、手がかりを求め、真相を探る。一方、正体をかくしふたりきり果てない逃避行に出た<灰かぶり(ドルー)>ポーシアとルーは……? 運命の糸車がまた回りはじめる。新・伝奇ロマネスク、第二章! ※イラスト・あとがきは収録されていません。
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Posted by ブクログ
登場人物がほぼほぼ不幸。
中でも今回は公が可哀想だと思った。緑のまだら模様で不老不死ってキツイ。
ポーシアとルーの関係性がすごく好きなんだけど、ルーが死にたがっている・マイが追いかけてくる ことを考えるとそうはならないし、そもそもこの2人お互いのことあんまり好きじゃなさそう…。
マイがあまり好きになれないのは、どうしてそこまで行方不明の幼馴染に固執するのかが分からないからだと思う。平和だった頃の思い出とか、惚れたきっかけを描写してほしい。
Posted by ブクログ
ガイユの書シリーズ2
行方不明の婚約者と、彼女にそっくりな謎の少女・ポーシアを追うマイとユサーザ。途中たどり着いた町で「不死の秘薬」が出回っているという噂を知ったふたりは、手がかりを求め真相を探る。一方、正体をかくしふたりきり果てしない逃避行に出た“灰かぶり”ポーシアとルーは…。
Posted by ブクログ
不死を求めること・・・このシリーズの大きな「テーマ」です。
理由は人それぞれで、でも、そこに待っているのは、残酷な現実であることもあって。
死なないこと、死ねないこと。
領主がかわいそうでした。
主人公は、今後も傍観者的立場を貫くしかないんでしょうか?
力を持たない彼女が、何をなすか。次巻に期待です。