【感想・ネタバレ】採用に強い会社は何をしているかのレビュー

あらすじ

採用のプロが明かす、欲しい人材を惹きつけ・見立て・辞退させない具体策。「候補者が思わず振り向く求人コピーのつくり方」「リファラル(社員紹介採用)を成功に導く7つの取り組み」「効果的な面接の進め方」「内定辞退を引き起こす7つの失敗+1」など、52の具体例から採用を成功に導く原理原則を学ぶ

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Posted by ブクログ

ネタバレ

とにかく実例が豊富で、著者はこの領域が好きなんだろうな・・と感じさせてくれる一冊。採用という極めて実務的な領域において、まず全体感を掴んだり、個々のベストプラクティスを把握するのにはとても良い。

もう少し全体のフレームが整理されているとなお良かったのだけど、本書は事例中心なので、そこまで期待するのはお門違いという気もする。ありそうでなかった良い本。

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2022年02月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

採用について『出会う(募集•応募)』『見立てる(選考•面接)』『結ばれる(内定•クロージング)』の3章仕立てで書かれています。それぞれについて特色ある取り組みをしている企業の事例も紹介されており、他の方のレビューにもある通り採用担当者の教科書、マニュアル的な本として位置付けられると思います。
自分のように今年から採用担当になったような人は、是非読むべき。
各社の事例は、それ相応に考えられて行われているものなので、おいそれと真似できるものではありませんが、『自社でやるならどうする?』と考えるきっかけ、ヒントにはなるのではないでしょうか。

個人的には最終章の『人事とって重要な3つの問い』がとても響いたので、常に頭に入れておきたいです。
•事業特性:自社の事業の構造、メカニズムとは?自社の事業はどうすれば成長するのか?
•組織能力:『事業特性』を踏まえた際に、どのような組織能力が必要となるのか?
•人事施策:『組織能力』を実現するために何をするか?採用は人事施策の一つに過ぎない。
これらをセットで考え、一貫性を持たせて実現していく。人事の役割は『経営に資す、事業に資す』。あくまでも『事業を伸ばしてこそ』。

採用担当になってから『採用って言うけど予算も限られてるし何する?』『今までとやり方変えるってリスクあるんじゃ。。。』なんて事ばかり考えたり、そもそもそれ以外の仕事を覚えるのに四苦八苦しててそれどころじゃないなんて時も多々ありましたが、『己(自社)を知る事』が自分には決定的に足りていないな、と気づかされました。そこをしっかり詰めた上で、本書の第1章『出会う』に向かうべきかなぁ。

あとは、今までは『良い人材を獲得する』と『獲得した人材を育てる』を切り離して考えていましたが、そこもちゃんと繋げて考えないとイカンと気づかされました。

『3つの問い』と合わせて『採用担当者が発揮すべき21の行動指針』も、時折見直したいと思います。

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2019年11月24日

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