【感想・ネタバレ】キッド・ピストルズの醜態~パンク=マザーグースの事件簿~のレビュー

あらすじ

見知らぬ部屋で目覚めた作家が発見したバラバラ死体。トリッキーな密室殺人の謎を描く「だらしない男の密室」。刑務所に収監されているはずの猟奇殺人犯が再び目撃された。犯罪者の狂気に迫る「《革服の男》が多過ぎる」。シリーズ中もっとも実験的な設定に幻惑される異色作「三人の災厄の息子の冒険」の全3編。パンク刑事の推理が冴えるシリーズ第5弾、待望の文庫化!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

キッド・ピストルズシリーズ。中編が三編収録されている。相も変わらずなキッドの推理が冴えわたる本作。一番ミステリしてたのは「だらしない男の密室」かな。「革服の男が多過ぎる」での「羊たちの沈黙」パロや犯行の必然性の点も良かったが、「だらしない男の密室」でのオチの部分が特に良かったように思う。「三人の災厄の息子の冒険」はちょっと異色作過ぎて、ミステリであるとは思うものの少しばかり受け付け難い。

0
2021年10月26日

「小説」ランキング