【感想・ネタバレ】生ける屍の死(下)のレビュー

あらすじ

遺産騒動の最中、命を落としてしまったパンク青年のグリン。折しも、死者の甦り現象がアメリカの各地で発生し、彼もまたリヴィング・デッドとして甦ってしまう。霊園を経営する一族に巻き起こる連続殺人。その真相を、自らの死を隠したまま、グリンは追うのだが――。被害者、容疑者、探偵が次々に甦る前代未聞の傑作ミステリ。全面改稿により今鮮やかに甦る!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

(下巻より)

シリアルキラーか密室ミステリーかと思わせておいて、
そこに死亡日時の偽装というか、生きているふりがからんできて、
謎解きはかなり難しかった。

確かに革新的な作品だと言われればその通りだが、
なぜ「このミス」キング・オブ・キングス第一位なのか、
と問われるとよくわからない。
海外編が「薔薇の名前」なところから言っても、
難しいミステリーだから?と思ってしまう。
わからん。

0
2024年12月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

名作と聞きつつ、中々機会がなく読めていなかった作品。自分には合わなかった。アメリカが舞台で登場人物の名前が覚えきれず、読むのに疲れてしまった。
謎解き解決からラストシーンに向けてはかなり疾走感があるが、そこまでが長い。また、生者の世界で死者の考えに想いを馳せないと、それぞれの考えが理解できず、真相にたどり着くのは難しい。

0
2022年09月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この作品を余すことなく楽しむには私の知識量が少ないんだろうな、という小ネタ?的なのは感じた。
本質は多分あと何回か読まないとちゃんとした感想に至るほど理解出来ていないと思う。それでもグリンは好きだし、キリスト教系の学校に行っていたので聖書はとりあえず読んだことはあったし(章節を表しているのに気付かなかったのは本当に悔しかった)、生屍複雑になるのは予想してたけどなる程と思えたし、何よりもピンクの霊柩車で帰ってきてピンクの霊柩車で出ていく、きちんとまとまって終わっているのが嬉しかった。

0
2020年10月16日

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