あらすじ
カネの亡者!? の天才外科医、現る。この世でただ一人しかできない心臓手術のために、モナコには世界中から患者が集まってくる。外科医の名は、天城雪彦。カジノの賭け金を治療費として取り立てる放埒な天城を日本に連れ帰るよう、佐伯教授は世良に極秘ミッションを言い渡す。『ブラックペアン1988』の興奮とスケールを凌ぐ超大作、文庫化。
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Posted by ブクログ
・医療保険について、問題提起をした作品。
・序盤からスケールが大きくてワクワクさせられる。また、そのスケールは本作中とどまる事はなく、最後まで一気に読むことができた。
・本作を読む前は、高階先生が本作で主人公となりを病院改革が進むのだと思っていたが、、、
今後は、世良の成長とハートセンターの創設に焦点が当たっていきそうだ。
Posted by ブクログ
アリアドネの弾丸の後に読んだので、桜って!桜って!ってなりました。
うわー。
現代版の登場人物では、今回は桐生先生もお目見えしてました。
ここからスリジエセンター1991でどうなるのか…。
文庫化が楽しみ。
Posted by ブクログ
医療は患者に平等でなくてはいけないことは当たり前だと思う。しかし、リソースは限られている中でもどのように治療するのか。天城先生が言っていたことは無情にも考えなくてはならない問題だと感じた。
前作に続き世界観にのめり込める小説だった。
Posted by ブクログ
ドラマも始まってるしで前作から続けて読んだ。天城先生はやはりフランスの方に元々いたんだな。ドラマだとオーストラリアに居て、それなのにフランス語使う癖?ってなったので。時代がバブル期なので、原作の方がやってることが派手だなと感じる。天城先生の言ってることかなり辛辣だけど、お金がないと無理な部分があるっていうのは、その通りだなと思う(綺麗事だけでは無理だということ)。これからどう展開していくか楽しみ。
Posted by ブクログ
ブラックペアンの続編という形だけど、物語は一新。前作は最新医療機器と神業的手技の対立と渡海の私情も含めた東城大内の話。でも今回は海外から凄腕の医師が東城大にやって来て、心臓外科専門病院を創るというスケールのデカい話になった。金と医療の折り合い。天城先生の「煌めくメス」は革命を起こそうとする。渡海の次は天城。世良先生も大変だ。こんだけお金の話出てくると、ドラマの渡海先生には天城先生要素もちょっと入ってるのかなと思った。面白かった!でもまだこれからという感じ。ワクワクドキドキ!ってか、表紙に写ってるアレは何?