あらすじ 享保の改革のころ、15歳の男が叔父を殺めて大坂から京へ逃れていった。河原で乞食をしたのち、僧・弁空のもとで寺男になる。寺で画と俳諧に興味を持ち始めた男は、京を発ち江戸へと向かう決意をする。江戸では俳諧の師匠・宋阿に弟子入りし、宰鳥と名乗る。だが間もなくして宋阿が亡くなり、下総の結城へ。そこを拠点に奥州や北関東への旅を繰り返す。28歳で俳号を蕪村に改め、いよいよ画と句と書に力を注ぎこみ……。 ...続きを読む \ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります レビューを書く 感情タグBEST3 #切ない #タメになる #共感する すべてのレビュー ネタバレのみ 評価の高い順 新しい順 並び替え 評価の高い順 新しい順 次へ 〉〈 前へ1~1件目 / 1件 Posted by ブクログ 俳句を齧りはじめて、蕪村に興味があったので読んでみた。俳人の中で、俳句だけでなく寧ろ大和絵で名を成し、書にも通じていたことで知られる人物。絵については狩野派等の系統で修行しなければ職業絵師にはなれない当時で放浪ばかりしていてどうやって身をたてたのか。特に謎とされている前半生はほぼフィクションであろう...続きを読むが、放浪の身に至る経緯や世の中を自分の志向で過ごしていく人物像は説得力があった。当時の俳諧というものの状況も語り手を碧梧桐にしているだけに詳しくて参考になった。 0 2020年03月14日 次へ 〉〈 前へ1~1件目 / 1件 蕪村 己が身の闇より吼ての作品詳細に戻る 「歴史・時代」ランキング 「歴史・時代」ランキングの一覧へ