【感想・ネタバレ】水曜日のシネマ(2)のレビュー

あらすじ

初めての恋心が抑えきれず告白した藤田奈緒(18歳)。24歳も年下の少女からのまっすぐな想いに戸惑いを隠せない奥田一平(42歳)。彼が出した答えは、好きでも嫌いでもなく、「間違ってる」だった。年の差という変えようのない事実に打ちのめされながらも、徐々に前を向こうとする藤田。一方、過去を引きずったまま前を向けない奥田。今まで間違えてばかりきたという彼の過去とはいったい!?

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人生は自分が主人公のシネマ!ヾ(≧▽≦)ノ
バッドエンドにするも、ハッピーエンドにするも、すべては「自分主演映画の監督」である、「自分次第」です!

本作は、映画好きの店長が営むビデオ屋を舞台に、壁にぶつかった時やモヤモヤしている時、人生に寄り添ってくれる「映画」を紹介してくれる作品です。

どんな映画にも主人公がいて、笑ったり、泣いたり、悩んだり、迷ったりしながら物語が進んでいきますよね!自分の人生もそれと同じように、いい時もあれば、悪い時もある。自分の人生の主人公はまぎれもなく「自分」なのだから、「主人公」をどう動かすかも自分次第です!そんなことに気付かせてくれる作品です。

また、映画大好きレンタルビデオ店の店長・42歳と18歳大学生のアルバイトとの、年の差恋愛も楽しめる本作。年の差恋愛を楽しむもよし、映画を通じて自分の人生を考えるもよし、一度で二度楽しめる作品です!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

「恋は雨上がりのように」で意図的に避けられた命題に対して、ひょっとしたらこの作品は向き合うのではないか!? という期待がすごい

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2019年02月13日

Posted by ブクログ

少女が恋→友達として→オッサンが恋。
まあよくある泥縄式だが、でもイイ!
だって「バタフライ・エフェクト」「シザーハンズ」「(500)日のサマー」「雨に唄えば」「最強のふたり」に言及されていて、悪くないわけがないのだ!
183p映画前に囁きかけてくる女の子……という思い出を、私も欲しいぞ。
ところで、「あれ……友達になるって、いったいどういうことだっけ?」とふと困ってしまう感覚も、またいい。
ちょうど藤子不二雄両人のことを読んでいる最中で、病床のF氏を訪ねたA氏が映画の話をして帰った……というのも連想。
人生観や仕事観に踏み込まずとも、映画の話だけで、いやむしろそれのほうが、いい関係というのもある。

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2020年11月24日

Posted by ブクログ

奈緒と奥田、それぞれの葛藤を中心に、
周囲の人物や、新登場のキャラクターとの絡みが増えて、
世界がぐっと拡がってきた感のある第2巻。
滝くんはともかく、室井くんはクセが強いなぁ。
今のところ誰が誰とどうなってもおかしくないけど、
相手選びを誤るととしんどくなりそう(笑)。
映画を大きな要素として展開していく
物語ですが、作品の絡ませ方の度合いが
大きすぎず少なすぎず、ほどよいなぁと感じます。

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2018年12月26日

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