あらすじ
「僕、ロス先生のことが好きかもしれない」
自らの気持ちに気付き始めたセービル。
それを応援しようとするホルト。動揺するロス。
そしてゼロにより明かされる、魔術師“十三番”とセービルの関係。
そんな中、魔女の住まうこの村に、教会の反魔女過激派の手が迫る。
村に持ち込まれた、本来は北にあるべき“災厄の残滓”。
なんの力も持たず、情報も与えられずやってきた、先鋒の子供。
存在しているはずなのに、ロスにさえも見つけられない後続部隊。
やがて戦場となる村で、少年たちは果敢に運命に立ち向かい――!?
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魔法使い見習い3人が実習の為に暮らす開拓村、其処へ『災厄の残滓』やら諸々を用いて攻め込み、その戦いを演出して魔女の危険性を世に広めようとする反魔女派の過激派。
実際に送り込まれる兵は、食い詰めた者たちにバケモノの卵を呑み込まされた捨て駒たち。
魔女の残虐性を喧伝する筈が、自らの策の嗜虐性・不道徳を露わにされる事に…。
戦争とは名ばかりの茶番劇、最南部の大聖堂イデアモルの主教はその後どうなるのか…?
そして、これを卒業試験代わりとして無事卒業した3人は、北の「禁書館」へ赴く事となり、ゼロと傭兵とは暫くお別れなのか…