あらすじ
宇宙政府ネビュラの封印派は地球人をかつてのシリウス人のように封印しようとする一方穏健派はシリウス人の生き残りの宗矢を使い地球の超能力者集団GPから龍の力を奪わせていた。遂にGPの竜造寺所長を倒した宗矢は龍のシリウス襲撃の過去を知ることに…!?
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マンガもちゃんと面白い
アニメを何度も観て次の展開もわかっているのに読んでいて楽しくてしょうがない
マンガとしてどう表現したらいいのか考えて作られているから読み応えがあるのだろう
特に見開きの使い方が洗練されている巻でした。またアニメが観たくなった
Posted by ブクログ
アニメ7話終盤から9話終盤までが収録された漫画版第5巻
グランドパラディンを打倒し当初の復讐目標を果たしてしまったことで曖昧な感覚の中に置き去りにされてしまった宗矢があまりに寂しげ。
だからこそ、宗矢に対し宗矢が守った物の価値を見せようとするのぞみ、戦いたくないと俯く宗矢を許す虎居の姿が尊く映る
アニメで描かれなかった部分で印象的なシーンと言えばやはり虎居が封印装置に再び閉じ込められたシーンか
アニメでは紅華の心理描写を優先するために挟まれなかったのかな?ただ、漫画においてもそれ程尺をとって描かれているわけではないのだけど
第1巻で描かれた幻も併せて考えると虎居という人物は家族の喪失について強いトラウマを持っているのだろうな。多くの場面において人を助ける英雄的人物として描かれてきた彼。けれど、彼自身が芯の部分で強く救いを求めていたというのは何とも皮肉な話
そういや、白石の幻を打ち破る流れが宇宙の神秘かのような描かれ方をしていた点にはちょっと笑ってしまった