【感想・ネタバレ】信長殺すべしのレビュー

あらすじ

天正十年六月二日、明智光秀は本能寺に信長を討つ。果して黒幕は存在したのか、したならばそれは誰なのか。幾多の仮説を生んだ日本史史上最大の謎がいま明らかに。誰も気付かなかった歴史の真実、そして新事実の発見により導き出された驚愕の真相とは!? ミステリー界の気鋭がものにする超本格歴史推理。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

読みやすいというのが第一印象。

所謂主人公が病床で史料にあたり、歴史に隠された謎を繙くという『時の娘』の設定そのままのアームチェア・ディテクティヴ。
明智光秀当人から秀吉、家康へと思考は移っていき、更に正親町天皇のような歴史マニアしか解らないような人物まで手が伸び、最後には山本道助などという半ば創作による人物へと終着する。

ここに至って今までの思索の旅は一体何だったのか、無防備に放り出された感じだ。
嘘でいいから大いに酔わせてくれ!

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2019年02月25日

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