あらすじ
※本書は双葉社より配信されていた「私の少年」と収録内容に変更はございません。ご購入の際はご注意ください。
その関係はもう、他人じゃない--。多和田聡子と早見真修。二人で過ごす時間を特別なものと感じ始めていたその矢先、事件は起きる。聡子は真修の家庭が抱える歪さを垣間見る事に--!?1巻発売とともに大反響を呼び、発売2ヵ月で10万部を突破した大人気コミック、待望の第2巻!!
30歳のOL・多和田聡子は、夜の公園で12歳の少年・早見真修と出会います。
真修のサッカーの練習に付き合うことになった聡子。関わっていくうちに、聡子と真修は互いにかけがえのない存在になっていきます。
しかし、二人の間には年齢という絶対的な溝があって……
保護者と子供でもなく、友達でもなく、恋人でもない、曖昧な二人の関係。
どんなに心で結びついていても、世間の目は優しくありません。
ただのおねショタではない、社会と向き合う物語です。
二人の関係は、不審者に絡まれる真修を聡子が助けたことから始まるのですが、元恋人や家族からの仕打ちに打ちのめされる聡子を救ったのは、真修でした。
孤独を抱える聡子と真修の心のふれあいが丁寧に描かれていて、その美しさに胸が締め付けられます。
聡子を通して、読者にも真修の優しさが伝わり、読むと心を軽くしてくれる作品です。
やがて、真修は成長し、二人の関係も変わっていきます。
二人が出した結論を、どうか見届けてください。
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小学生にとって、大人から見たらガラクタなものでもとっても大切でそれをあげてしまうぐらい聡子が大きな存在になっていて、聡子ももらったものを大切にしてしまう…という2人の距離の縮まりがすごくよかった。
微妙
なんだか聡子のやっていることが独りよがりで共感できない。
サッカー教室のチラシとか渡したところで送迎とかどうすんだよと思う。
かぎっ子なのに児童館とか何で行かないんだろう。