【感想・ネタバレ】物理学者、ゴミと闘うのレビュー

あらすじ

地球環境の「基本的しくみ」とは? 地域の「つながり」の活かし方とは? 市民運動に立ち上がった科学者がわかりやすく説く「ゴミ問題解決法」。 ●物理学の基本法則は警告する! ●「戦略10訓」から「もったいない10訓」へ ●生命を宿す星、地球のしくみ ●「美しい国」の国策はゴミ産業の興隆なのか!? ●対立から協働へ――今こそ市民の出番!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

ちょうど「持続可能な社会」についてゼミで研究していた。
僕らはCSRという観点からこの問題に望んだが、それを物理学の観点から切り取ったのがこの本である。
「玉ねぎ型」などの例を用い、エントロピー増大の問題を詳しく解説している。
そして原発問題にも触れている。
質量保存の法則が存在する限り、放射性物質を含んだものを燃やそうがどうしようが、変わらないのである。
そして、より外の空間は内に比べて、環境の治りが遅い。
また現代の環境汚染は「微量、長期、複合性」などの特徴を持っており、問題が発生した時には既に手遅れとなっている可能性がある。

持続可能な社会は案外10年後には考えないといけないくなっているかもしれない問題なのだろう。

0
2013年05月07日

「社会・政治」ランキング