あらすじ
なぜだか地面が10倍になった広大なこの世界では、ヒコーキが足代わり!毎日が冒険だったイサキですが、なんだかギモンを感じてきました。日常なのに、なんだか自分だけ違和感を感じているような……。世界のフシギが目を覚ます、完結巻の登場です!
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ぐぉ?
こ、この断ち切られ感…
『この』世界の人達は、誰かが、何かを
知ってるのか…遠くへ、遠くへ…行きたいと
思う者が、特殊なのか…
イサキ君に幸多からん事を。
考えずに…感じろ!って截拳道w
相変わらずの"世界観"な作品
ストーリーを考えずに
世界を感じろ的なw
ブルース・リーかよって
思われる作者様ですな
思わせぶりな、でもって
読者それぞれが受け止め方で
まるでポエム
Posted by ブクログ
読み終わった!
10倍の世界の秘密、広げっぱなしの風呂敷。
ヨコハマのてろてろの世界じゃないけど、
そのまま黄昏の世界で話が終わるんだと思っていた。
けど。
最終巻、最後に近づくにつれ加速度的に話しを収束させてきました。
ヨコハマの最終巻を読んでない自分なのでそちらがどうなのかは分かりませんが、
ちょっと、いやかなり予想外の展開に驚きました。。。
「道端から」を読み終えたあと、次のページを開くのが勿体無くて。勿体無くて。
そこまでの話を読み返したり、色々想像したりして、残り2話を満足のいくものにしようと。
そして残りの2話。
読んでみて凄く納得した。
自分なりの解釈だけど、恐らく死後の世界だったんだね。。
イサキが世界を知れば知るほど、ぼやけた雲はなくなる。
周りのひとは興味はない。もう死んでいて行くことはないから。
多分だけど、イサキの人生の残り全部を過ごすと、
シロさんの世界の45秒、なのかな。
途中で死んだり自殺しちゃうと、その世界には行けない、のかな。
5巻で富士山の「ほんの一瞬」の話がこう繋がるとは思いもしなかった。
カジカとイサキが似ている、っていう伏線も、なんかこう、今なら何となく分かる気がする。
そんな感じ。まだ感想を書ききるには読み足りない。
Posted by ブクログ
多くのファンが「えっ?」と思ったろう。この終わり方はなんなのだろうと。両論当たり前である。この世界の説明を待っていた人には、消化不良という評が与えられるのだと思う。
けれど実際は、回答どころか、おそらくは解釈さえ、はじめから必要とされていなかったのだろう。
音が鳴って、それを合図に落ちていって、言葉はあるけれどそれは祝詞のようで、よく意味の分からないまま、発せられる声だけが染み込んで、それに従い、またの合図で、覚醒する。まるで催眠の流れのような、件のシーン。あとに残るのは、拡張され鋭敏となった感覚だけ。そして、それだけが重要なのだ。それ以外のものは重要ではないのだ。きっと人は、そういった感覚の中で何かを感じ取る。伝えるのは至難であり、伝わるかも分からない、こそばゆい何かを。
「音やにおいで出来ている」と、ココネが認識したように。子海石先生が「どこらへんまで見ていけるのだろう」と問うたように。それは言語を絶して、イサキの中にしかないものだ。
イサキのバッグの中の瓶と、ヒコーキ似たオートバイの感覚。それが、この作品だったのだろう。どんなに長く続いても、それはきっと変わらなかっただろうと思う。
Posted by ブクログ
なんとなく知ってはいたが、予想以上のあっけないラスト。ポカーン……。
後日2ちゃんスレを読んで、なんとなくわかったような気もしないではないが。
Posted by ブクログ
なんか唐突に終わってしまった。
多分作者の構想は出来上がっていて、カジカの話も今後の伏線として張っていたものと思う。
本来「#45 海じいさん」ってもっと後の話だったのだろう。
きっと多くの読者がシロさんの台詞に惑わされたと思う。
「え。じゃあイサキって何者?」てな感じで。
一番ストレス抱えているのは作者でしょうね。