あらすじ
「朴美愛(パクミエ)」偽造パスポートを手に入れたミロは海峡を越え韓国に渡る。偽ブランド品を手がける現地の男と即座に愛人契約を結ぶが、彼は自分の身代わりとなって撃たれ下半身の自由を失ってしまう。深い愛情で結びついた二人は復讐を決意した。覚醒剤、レイプ、殺人。善悪を超えて世界を圧倒する壮絶な魂の遍歴。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
共感は出来ないはずなのに、ミロを応援してしまう。最後のハルオの可愛さに救いを感じた。前作を読んでいないため過去の因縁がよくわからなかったので、前作もこれから読みたい。
Posted by ブクログ
ダークの後編となる下巻。
相変わらず先が全く予測できない。
何処に行くのだ「村野ミロ」。
子供に教えられて壊れた世界を後半取り戻してゆく。
全ては等価交換だ。
Posted by ブクログ
女探偵ミロシリーズの他の作品も含めて、この人の作品は殆ど読んできたが、本書だけ避けていた。あらすじを見た限りでは読むに堪えないと思ったからだ。それでも、今回何となく挑戦してみた。
読めない内容ではないが、おぞましい。「ダーク」という題は心の闇の意味だと思うが、このような闇の部分が本質の一部であるとしても、それだけで生きる人間が果たしているのだろうか。
何故このような作品を描かなくてならなかったのか。やはり理解できなかった。筋は追えるが面白いものではない。読後感がもっと悪ければそれなりの評価もできるような気もするが、そのようなインパクトもなかった。