【感想・ネタバレ】炎立つ 全5冊合本版のレビュー

あらすじ

陸奥の豪族安倍頼良の館では、息子貞任の婚儀が盛大に始まった。平将門の乱が平定されてすでに百年を越え、朝廷は蝦夷たちを俘囚と侮るばかりだった。源平の武士たちの台頭を前に、東北の地に黄金の楽土を築こうとした藤原氏の夢がこの夜大きな炎となって燃えあがる。著者渾身の大作歴史ロマン全5巻の合本版。

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目から鱗

前九年の役、後三年の役、義経、平泉。
どれも日本史の中で、「東北が弱くてそれ以外の勢力に負けた」という印象しかなかった。
大きく覆されました。
経清、貞任、泰衡、義経、みんな武士だった。自分の道を貫くために、見事に散った。
間の清衡辺りで少し中だるみ感があったけれど、全体として読んで良かった。
私も、蝦夷の一員でありたい。

#泣ける #感動する #タメになる

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2023年05月17日

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