あらすじ
亡き母の親友であった皇太后の推挙により、王妃となることが決まった公爵令嬢エレオノーラ。だがその幸福はすぐに失望に変わった。夫となるはずの若き国王・グリンネルは男色家で、女性に全く興味がなかったのだ。愛人の美青年たちを公然と侍らせ、自分に目もくれないグリンネルの態度に傷つくエレオノーラだったが、それでも明るく真摯に彼と皇太后に仕えるうちに、頑なだった彼の心にも変化が……!?
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途中までもどかしい
辺境に住んでいた公爵令嬢であるヒロインに王との縁談が持ち込まれ、絵姿に恋をして王城に行ってみたら王にその気はないばかりか四人もの愛人(性別・男)が侍っていたというお話です。
ヒロインが、当初から持っていた王への恋心を捨てきれずにいたことが何とももどかしく感じましたが、終わってみれば想い続けて良かったと思えるハッピーエンドでした。
欲を言うなら、ヒロインがもっと活躍する場面がほしかったです。
愛人(?)の四人も身分と能力が高いわりに影が薄かったです。