【感想・ネタバレ】7人のシェイクスピア NON SANZ DROICT(4)のレビュー

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Posted by ブクログ 2018年03月22日

酷評だったデビューを経て、ラストチャンスと挑んだ作品は『ヨーク・ランカスター両名家の戦い』です。ばら戦争を題材にした作品。
その興業が会心の出来栄え。公演前に詩を掲げた場面が、個人的白眉です。わくわくを煽ってくれますよ。

シェイクスピアの栄光の始まり、のはずですが、彼らの成功を見つめる視線が。
...続きを読むリストファー・マーロウ。
人気の脚本家としての表の顔、異端者狩りのスパイとしての裏の顔を持つ彼。その視線でとらえるのは、好敵手としてのシェイクスピアか、処刑対象としてのシェイク一味か。

裏に存在するプロテスタントとカトリックの戦争が、シェイクスピアの行く末を大きく左右するのは間違いないだろうけど、どうやって破滅へ進むのか。
歴史上の謎とされている事柄が、どうやって解き明かされていくのでしょうか。

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