【感想・ネタバレ】海霧(上)のレビュー

あらすじ

幕末の佐賀に生まれた幸吉は、米問屋に奉公に出るが、「新しい時代の産物」石炭に魅せられ、坑夫となってエゾ地へと渡る。広大な未開の地にあって、己の力と才覚で新しい人生を切り開いていくのだった・・・。幕末から明治、昭和へと、激動の時代をひたむきに生きた著者の血族を描いた物語。吉川英治文学賞受賞。(講談社文庫)

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大河小説の上巻

大河小説の上巻で幕末から明治初期の時代を舞台としている。歴史上の有名人物を扱っているわけではなく、いわゆる庶民の歴史である。その分、とても身近に感じられる。人物の描き出し方 がくっきりとしていて皆とてもいきいきとしている。特に主人公夫婦には心惹かれるものがある。かなり以前に既になくなっている作家であるが、初めて読んで感銘を受けた。

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2023年10月02日

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