【感想・ネタバレ】孤愁の岸(上) のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2015年07月17日

平田が幕府からの短文による命に打ちのめされたのに始まり、また「もう自分はこれで自分は人生を終えるのだ」と悟る情景が続くように、
「武士としての心意気や絶望」や「幕府(あるいは村役)との折衝・勝負」が生々しくつづられている。一方で、美濃の地域の人々を想う様子も随所に描かれ、しかし他方で故郷である薩摩を...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年04月08日

自分の人生を超える困難な状況を、自らの立場にとどまりながらひとりですべて受け止める重さが、丁寧に、そして冷静な筆致で描かれています。

勝ち目がない勝負に、一筋の光を見いだしながら挑み、闘い続ける覚悟を持ちたいときによい本です。

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Posted by ブクログ 2016年01月05日

薩摩藩がなぜ美濃の地で治水工事を引き受けなければならなかったのか。
引き受けたはいいが,費用はどうするのか。
薩摩藩の苦悩を描きだした傑作。

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Posted by ブクログ 2014年03月22日

地元と薩摩では、必ず教えられるこの治水事業も、全国的にはあまり大きく取り上げられてこない歴史事実。薩摩側に立った書き方で、賛否は分かれるかもしれないが、これでは、美濃、尾張の扱われ方があんまりだと思う。

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