あらすじ
最新の知見を盛り込んだカラー改訂版。乳酸を切り口に、運動時の生体内のメカニズムを基礎からやさしく説明。乳酸と疲労の関係についても、さらに言及。現場色を増やし、血中乳酸濃度測定のノウハウ、各競技の活用事例も紹介。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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Posted by ブクログ
八田 氏の「エネルギー代謝を活かした~」とセットで購入。
全てのスポーツをする人にとって有意義な内容ですが、かなり突っ込んだ内容になっている。
理論が好きであれば楽しく読める。
内容については、乳酸に対する勘違いをデータで気づかせてくれたり、運動に対する幅広い知見を得られるような内容になっています。お勧めです。
Posted by ブクログ
乳酸は、糖が分解されてできる。エネルギー源として使われる。
乳酸ができるということは糖が消費されている証拠=マラソンではあまりできないようにする。
球技ではダッシュで作られ、ジョグで消費される。
糖はグリコーゲンとして水を伴って貯蔵されている。これが無くなると体重も減るが水分が減っただけ。
軽い運動をすると、乳酸が消費されるので回復が早まる。動的回復は心臓にもいい。
運動強度が低いときは遅筋だけが働く。速筋のほうが乳酸を作りやすい。LT以上になると速筋の割合が多くなる。
呼吸が苦しいのは、二酸化炭素の排出がうまく行かなくなるから。
LTはきつい感覚が出始めると同時に、快調だなと思える強度でもある。
トレーニングで最大酸素摂取量は伸びなくてもLTは伸びる。
LTレベルでは時間が重要になる。OBLA(血中乳酸濃度が4%に達したレベル)程度とLTを組み合わせる。
強度、時間、頻度。最低でも3週間くらい、たんぱく質は90日で入れ替わる。