あらすじ
AKB48を卒業する高橋みなみが、最後に語る"リーダー論"。24歳にして、300人以上のメンバーを率いてきたAKB48グループ総監督・高橋みなみ。14歳でAKB48に加入したときは、先頭に立つタイプではなかった彼女が、10年間の活動の中でいかにして現在のような「まとめる力」を身につけたのか。チームをひとつにするコミュニケーション術、心を打つスピーチの秘訣、努力することの意味など、リーダーとしての心得を豊富な実体験をもとに語ります。
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Posted by ブクログ
AKB48グループの総監督も務めた、「たかみな」こと高橋みなみさん。
彼女が10年間AKB48に所属していて学んできた、リーダーとしての振る舞いや仲間との関係の築き方など、学びになることが沢山あります。
300人以上のメンバーのまとめ役を務めていたなんて、本当に尊敬します。
些細なきっかけで勝ち取った役、それに見合う自分になるための努力を惜しまず続けた彼女の生き方、非常に学びが多い本でした。
Posted by ブクログ
話題性があったので発売日に購入したものの、すっかり読まずして1年が経ってしまった。
ようやく読めました(2017年2月)
先に結論から言うと「とても良い一冊」でした。
24歳にして、これだけ達観した”リーダーとしての在り方”を語れるなんて、たかみな恐ろしすぎる。
下手な30歳、40歳のビジネスマンよりもよっぽど上に立つ素質があります。
何より、体系的に語れる点で末恐ろしい。
特に女性のチームを持つ管理職の方々にはぜひ一読いただきたい内容だと思いました。
Posted by ブクログ
<この本の一番伝えたい事>
●努力は必ず報われる。
ただ、努力をした結果は最初に目指したものではなく
試行錯誤を自分の予想外の所にたどり着いた。
それがリーダーシップであり、喋って纏める力が身についていた。
(副産物であるが、努力が報われた形)
<コメント>
女性だけのメンバーを抱えた女性のリーダー像を体系化した本というのは、
珍しいと思うし、今後女性活躍と言われる社会の中で
一度は読んでおくべき本かもしれない思う。
口語体で語られる内容は分かりやすいし、
良著に多く見られる構成(目次を読んだら内容がある程度分かる)で、
内容も論理立てられているのでリーダーシップ入門書としても良い。
彼女はおそらく実地の中でリーダー像を
作っていったのだと思うが300人も抱える
大所帯の中で総監督という立ち位置だったので
ある程度、体系化し共通化をせざるをえなかったんだと思う。
逆に彼女が既に世にあるリーダーシップのスキル本を読んで、
自分の経験と組み合わせるとコンサルタントにでもなれるかもしれない。
<ノート>
この本、下手にノートを取るより、目次が要点になっているので
手元に本を置いておいた方が良い。少しだけピックアップ。
●リーダーの5つの仕事
メンバーのことを理解する。ほぐして、つなぐ。導く。手本を示す。任せる。
→山本五十六の「やってみせ〜(中略)任せてやらねば人は育たず」に通じる。
また、「ほぐす、つなぐ」というのが女性メンバーならではの視点。
(これは次項)
●「女の子は小さな集団(ダマ)を作りたがる」、
「だまをほぐして、つなぐ」、
「強いチームであるためにはひとりひとりであれ」
→彼女は女性の習性を理解し、小さくまとまる集団をうまくほぐして、
強いチームでいるためチームの各人が「ひとりひとり(自律した状態)」
になっていることと、チーム全体でまとまる状態を作ろうとする。
●「メンバーを注意する時は一人に対して言うのではなく、
100人に向かって言う。」、
「どうしても叱る時は、先に逃げ道を作っておく。」
→よく「人を褒める時は全員の前で、叱る時は(自尊心を傷つけないために)
個室に呼んで」といわれますが、彼女のアプローチ方法は面白い。
これであれば、多人数のチームで都度都度人を呼んでと言うこともせずに、
また自尊心を傷つけずに注意するとことができる。
●悩んでいる子は答えより理解者を求めている。
→コーチングの観点ですが、以外と答え出し急いでしまいますよね。
●間違っても良い、リーダーに必要なことは、ひとまず自分自身が正しいと思ったことを示すこと
Posted by ブクログ
これってホントにたかみなが書いたの?
これが最初の感想です。
いい意味で期待を裏切られた(笑)
AKB48が世に出た頃から世間一般的な言い方をすると知っています。
それは、追っかけをやる訳でも、CDを買う訳でも、コンサートや握手会に行った訳でもなく、TVの世界で見るアイドルグループとして知っている程度。
ただ、そんな彼女達の中では総監督になるずっと以前からたかみなが好きだった。
そして総監督になってからの彼女は私にはカッコよく写っていました。
たかみなの事を「母」ではなく「父」と表現していた事も私には納得出来る。
本当に努力したんだなぁ...
カッコ良かったよ。
説明
商品の説明
AKB48を卒業する高橋みなみが、最後に語る"リーダー論"。
24歳にして、300人を超すメンバーたちを、ときに厳しく叱咤し、ときに優しく励ましながら率いてきたAKB48グループ総監督・高橋みなみ。14歳でAKB48に加入したときは、人の先頭に立つタイプではなかった彼女が、10年間のAKB48の活動の中でいかにして現在のような「まとめる力」を身につけたのか。
メンバーをつなぎ、チームをひとつにするコミュニケーション術、心を打つスピーチの秘訣、努力することの意味や嫌われる勇気を持つことの大切さなど、リーダーとしての心得を豊富な実体験をもとに語ります。
本書はAKB48グループのメンバーやファンへ向けた高橋みなみの"総監督としてのラストメッセージ"であると同時に、一般の社会人から学生まで、幅広い世代の人たちに「へこたれずに生きるヒント」を与えてくれる自己啓発書になっています!
内容紹介
AKB48を卒業する高橋みなみが、最後に語る"リーダー論"。
24歳にして、300人を超すメンバーたちを、ときに厳しく叱咤し、ときに優しく励ましながら率いてきたAKB48グループ総監督・高橋みなみ。14歳でAKB48に加入したときは、人の先頭に立つタイプではなかった彼女が、10年間のAKB48の活動の中でいかにして現在のような「まとめる力」を身につけたのか。
メンバーをつなぎ、チームをひとつにするコミュニケーション術、心を打つスピーチの秘訣、努力することの意味や嫌われる勇気を持つことの大切さなど、リーダーとしての心得を豊富な実体験をもとに語ります。
本書はAKB48グループのメンバーやファンへ向けた高橋みなみの"総監督としてのラストメッセージ"であると同時に、一般の社会人から学生まで、幅広い世代の人たちに「へこたれずに生きるヒント」を与えてくれる自己啓発書になっています!
内容(「BOOK」データベースより)
「“努力”はかっこ悪いものじゃない」AKB48グループ総監督が10年間の実体験を元に語る、超実践的リーダー論。まとめる力。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
高橋/みなみ
1991年4月8日生まれ。東京都出身。2005年にAKB48の第1期メンバーとして活動開始。2009年にAKB48・チームAのキャプテンとなり、2012年には300人以上のメンバーをまとめるAKB48グループ総監督に就任。活動10周年をめどにAKB48から卒業し、卒業後はソロ歌手として活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Posted by ブクログ
AKBが何をリーダーシップ語っとるんじゃーと思っていたら、こんなに素晴らしいリーダーいたんやという。
めちゃくちゃ大きな組織を引っ張る人向けというよりは、メンバー一人一人の顔が見えるくらいの小さな組織の人向け。
個人と向き合うこと、深入りしすぎず距離を保つこと、個々の関係性に気を配って調整役となること。組織全体を俯瞰しながら、一つ一つ手を加えていく感じ。人間関係をパズルのようにとらえつつ、時にパズルのピース一つ一つを真剣に眺めてみる。総じて、バランス感覚が素晴らしい人なんだなあ。
Posted by ブクログ
「言っていることと、やっていることが違う」のは最高にかっこ悪いと私は思うから、それを言っちゃったら、私は努力をし続けなければいけない。
でも、だからこそ、「言っちゃえ!」と思ったんです。
自分の退路を断つために、そうすることで、みんなに希望を与えるために。
高山みなみ