あらすじ
今では、我々の生活に欠かすことのできない嗜好品となったコーヒー。その独特の香味はどのように生まれるのだろうか。自家焙煎店で培われた職人の技術と知恵を、科学の視点で徹底分析。味をコントロールし、自分好みのコーヒーを淹れる秘訣が見えてくる。科学論文に基づく知見を踏まえて、コーヒーのさまざまな謎に迫る!
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Posted by ブクログ
「コーヒー」を生物学、化学、物理学、医学などの面から多角的に見てみよう!という本。
アラビカ種とロブスタ種でそもそも遺伝子のゲノム数が違うということに驚いた。サビ病というコーヒー栽培家泣かせの病気があること、害虫のせいで豆にあまり良くない臭いが発生することにも驚いた。何気なく飲んでるコーヒーもありがたく飲もうという意識になる。
コーヒーの広まり方も、苗を盗んで広まったり、ちゃんと手続き踏んで広まったりで面白い。
コーヒーの成分もまだ解明できてない部分もあったり、飲用することでのヒトの疾病リスクの増減の因果関係もはっきりしてないこともあって、普段何気なく飲んでる飲み物が謎深い存在であると知るとなんか不思議な気分になる。
よいコーヒー≠おいしいコーヒーであるという考えはなるほどと思った。
コーヒーは精製仕方から豆の大きさ形、焙煎の度合いや、抽出の仕方や度合い全部に影響されてるとは思わなかったし、香りや味の成分も複雑だったりで、コーヒーって意外と一期一会な存在なのかなと感じた。エスプレッソ並みに濃い本だった。
Posted by ブクログ
作物ひとつとってもこれだけの情報があることにびっくり、どんな作物にもこれだけの物語、研究があるのだろうか。それともコーヒーだから?嗜好品に歴史あり、と言ったところか。
ティピカ種のイレギュラーさとか盗み出しの歴史(特に花束に混ぜたり)、おいしい耐病種の成り立ちなどが漫画の設定のようで面白かった。
自分は主に市販のパックのコーヒーをドリップすることしかないが、それでもフィルターの中で何が起こっているのかを知ることができて最近コーヒーを淹れるのが楽しい。お湯の流速が大事。泡を消さないよう注意。もっとも、自分はホットコーヒーは飲めないのだが。
Posted by ブクログ
コーヒーに興味ある人は読んでも損はない
速読練習の一環で手に取りました。
308ページ中25分で100ページ程3分の1
文庫本はやはり分厚い。
さっと読んだので詳しい用語は中々覚えられなかったがコーヒーの流れや近年で大きく広まり嗜まれるようになったのを知れたので面白かった。
ざっくり印象に残ったこと
・収穫→焙煎→抽出があるが焙煎は生産地ではなく消費地で行う事。
・コーヒー豆は植えても生えてこない。
・昔は薬として愛用されており、
一部では覚醒作用のある神秘の飲み物として部族が飲んでいたなどの歴史がある。
・1900年代から日本には大きく広まり
缶コーヒーを広めたのは日本。
UCCコーヒーが独自開発して自販機があるという日本独自の文化のおかげで広まった。
など簡単ではあるがたくさんのことを学べた。
前半にはコーヒーの歴史、後半には抽出の仕方や美味しさについて詳しく記載があるので好きな方にはおすすめです!