あらすじ
自然界を超越した異形の生物、HA(ヒューマナイズド・アニマル)。それは遺伝子を”設計”された、ヒトと動物とのハイブリッド。HAが備える驚異的な身体能力は、野心を抱く人々の策略によって殺りくの現場へと投入され、その真価を発揮していく。ヒトは何のためにこの異形をデザインしたのか…その背景には、人類の未来へとつながる壮大な計画が横たわっていた! 生物の”感情”という不安定な機能が衝撃的展開を招き、ついに物語は劇的なラストシーンを迎える!
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Posted by ブクログ
完結巻。
人工の雨の中での最終戦は、イルカが見る世界と、蛙が皮膚で感じる世界とのぶつかり合いが視覚化されていて圧巻。
物語としては全てに決着がついたわけではなく、開かれた形で、余韻をもって幕が下りた印象。長い時間の一部が切り出されて物語になっていたような読後感がある。最後まで緩むことなく、ハードで、詩的で、美しい漫画だったと思う。
Posted by ブクログ
奥田の環世界はいずれそこに至るだろうHAによる生態系の未来図か?
環境破壊が進み今生きる生物たちに適さなくなっても、HAは遺伝子を改変し適応して地球を覆い尽くし、生命を謳歌することになるのだろう。
そんな予感を残す終幕だった。
おぞましさと紙一重の美しさ、HAの躍動する体をもっと観たかったな〜。
5巻で終わってしまうのが残念。
続編希望!!
絵も美しくて、物語もとても良かったです!キャラクターや設定も凄くて。。ただ、まだまだ読みたい!読み足りないです。オクダは結局何者?あんなに会話無視で自分の事ばっかりしゃべったり。。オクダの過去や、人類の未来、また再開して明らかにしてほしいです。
Posted by ブクログ
大好きだなー
ヒトの手によって遺伝子を“設計”されたHA(ヒューマナイズド アニマル)
結局、人間は軍事目的に利用するしか考えが及ばないけど、本当はもっと崇高な意志のためなのではないだろうか?
動物とヒトのハイブリッドは最初グロいけど、どんどん惹きこまれていく
五十嵐先生の絵のクオリティは相変わらずサイコー
先生の作品には音が重要なカギになっているから、主人公はカエルなのかな
そして女の子がカワイイ
例え足がカエルだろうが身体がヒョウだろうが、みんなカワイイから好き
Posted by ブクログ
"俺が初めて先生を見たのは偶然だった
先生はひとり踊っていた
講習で見た映像の水中バレエのようだった
俺は"美しい"ものを 初めて見た"
完結。