あらすじ
自然界を超越した異形の生物、HA(ヒューマナイズド・アニマル)。それは遺伝子を”設計”された、ヒトと動物とのハイブリッド。HAが備える驚異的な身体能力は、野心を抱く人々の策略によって殺りくの現場へと投入され、その真価を発揮していく。ヒトは何のためにこの異形をデザインしたのか…その背景には、人類の未来へとつながる壮大な計画が横たわっていた! 生物の”感情”という不安定な機能が衝撃的展開を招き、クライマックスへと向かう第4巻!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「HA(ヒューマナイズド・アニマル)……遺伝子編集によって動物を人化させた生命体」たちに、実は人間の遺伝子が一切使われていない、という設定が面白い。
HAたちの異形感が見せる凄みはもちろんのこと、HAを作り出した科学者・オクダの言動もまたおぞましく、興味深い。
Posted by ブクログ
年齢を重ねると何かをインプットする際の衝撃は少なくなっていく。
音楽、映画、小説、漫画などどれも。
だけどこの作品は久しぶりに読んでてぶっとんだ。
出会えてよかった。
五十嵐大介やっぱり恐ろしい。
Posted by ブクログ
"「形はムダですか?」
「形あるモノは必ず壊れちゃうでしょ
形なんてあるから維持するためによけいな手間がかかってる
わざわざ効率の悪いほうへ向かうなんてどうかしてる きっと思春期なのね
神は"自分探し"をしてるのよ」
「神が……自分探しですか」"[p.168]