あらすじ
自然界を超越した異形の生物──HA(ヒューマナイズド・アニマル)。それは遺伝子を"設計"された、ヒトと動物とのハイブリッド。HAが備える驚異的な身体能力は、野心を抱く人々の策略によって殺りくの現場へと投入され、その真価を発揮していく。ヒトは何のためにこの異形をデザインしたのか──その背景には、人類の未来へとつながる壮大な計画が横たわっていた! 様々な陰謀さえもからみあう衝撃の第2巻、登場!
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Posted by ブクログ
人間同士の陰謀や策略の醜さが、身体をグロテスクに改変されたHA達の環世界の美しさを際立てている。
テクノロジーの飛躍には、何か倫理観を狂わせる麻薬のような成分が含まれているなと思う。
狂わないと発展もないのだ。
ヒトという種が生き延びるための遺伝子の策略なのかな?
Posted by ブクログ
設定は奇抜で、描写は過剰だけれど、物語性が強いから読みやすい。
ハードボイルドだけれど、ドライになり過ぎないというか。
今巻は良いところで終わってしまって、続きが大変気になるところ。
Posted by ブクログ
おもしろい。絵柄のあらさというか、アクの強さはあまり気にならない。
戦いの末、アンが殺された。もう一頭の豹は確保された。
カエルは自宅に戻った。翌日オクダと朝食をともにする。
オクダはカエルを「妹」と呼ぶ。オクダはカエルの皮膚を自分の背中に移植した。そうすることによって、カエルの環世界が見えるようになったという。
HAが十頭脱走した。ミセスピッグの暗殺計画が進行中であることも判明する。ショーンの命令で、ペグが招集され、ミセスピッグの保護が命令される。
カエルが犯人を殺害。ミセスピッグに出会う。ミセスピッグは巨大な豚だった。
イルカたちが、脱走HAを発見する。
ショーンはおばのミリアムがHAの脱走に手を貸したことに気づく。
そのころ実戦場に導入されたHAが暴走した。カエルが派遣されることになる。