感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
怖い。
紫苑が。
ネズミの示唆したとおりに。
立場が変われば、人は変わってしまう。
甘ちゃんで、お人よしな紫苑でさえも、変わってしまうのだと。再会は、ネズミの失望から始まるのか。
Posted by ブクログ
再会を必ず
NO.6を読み終えた後、この言葉を信じてきっといつか2人はまた再会すると信じてた。評価は知ってたからBeyondは読まないと決めてたけど読みたくなってしまった。
もう二度と会えない。2人は交わらない。どこかでそんな予感はしてたけど、
こんなにもお互いが相手のいない日常の中で思い出して、懐かしんで、求め合う。切なさに涙が出そうになった。
今離れてる日常からの一緒にいた頃の日常シーンはしんどい。かなり来る。
紫苑はきっと変わって行く。ネズミが恐れていた方向へ。でもきっとネズミが現れたら、またあの時の紫苑に戻ってしまうくらい、紫苑はネズミが全てなんだろう。
また1から読み返すか…。
Posted by ブクログ
新たな世界を作り上げようとしている紫苑。彼もまた変わってしまうのだろうか。本編でもbeyondでも、すでに紫苑は変わりつつある。今はまだ紫苑自身が変化を自覚しているようだけれど、ネズミが側にいない今となっては、いつの日か自分が変わったことさえ自覚しなくなるのではないかと怖い。
ネズミが紫苑に「変わらないでくれ」と懇願し、紫苑を信じたように、私もまたそう願ってしまう。
Posted by ブクログ
★4.5
都市の再建委員として業務に励む紫苑
ヨウミンを陥れるまでになってしまっていて、最初の紫苑を知っているだけに心が苦しかった。結局新しいNO.6が出来上がってしまうんだなと。
けどそれが人間なのかもしれないなって、本質を語る本でした。
ネズミと紫苑の父親が出会う所もよかった。感動的な出会いでもなく、普通の出会い。最悪とも言える父親。
これからの未来には絶望もなければ希望もない。
Posted by ブクログ
NO.6崩壊後、留まり再建メンバーとなった紫苑と気ままに旅をするネズミ。
どんどん変わっていく紫苑を見るのが辛かった。
本編でもその予兆はあったけど、それを目の当たりにすると心にくるものがあった、、、。
紫苑の隣にネズミがいてくれないと、もう取り返しのつかないところまでいってしまうのではないかと不安になった。
また続編があったとしたら、そのときは再開して、紫苑を止めて欲しい。
Posted by ブクログ
本編ではあまり語られなかったネズミの心情が見えてよかったです。ネズミがただのかっこいいやつではないということが分かり、ネズミの人間味が感じられました。
ラストの衝撃。紫苑はあの父と対峙する日が来るんでしょうか。続きが気になりますが、続きが書かれたらろくなことが起きない気がするので、ここで止めておくのが良いのかもしれません。
一部時系列がよく分からない部分がありました。体調を崩したイヌカシのシーン、ネズミとの絆が深すぎていつのことだろう?と思いました。
Posted by ブクログ
その後や番外編を書いた話ということで、補足のような短編なのかと思いきや、まさかのこのあとまだまだ何かが起こりそうな雰囲気たっぷりで終わってしまい、えっという思いです。
とりあえず父帰ってこないでください。あとネズミは早く帰ってきてください。
紫苑がとても心配です。先生続きをお願いします。
Posted by ブクログ
これは.....。
読後、複雑な心境になった。
no.6崩壊前の話は楽しく読めたのだが、崩壊後の話が・・・。
全編を通して、紫苑という人間の危うさは分かっていた。
覚悟はしていたが、実際、文章で読んでしまうと、少なからずショックを覚えた。
更に、この物語を続けようとするなら、紫苑という人間を、一度は負の方向に向けなければならないだろう。
この先の紫苑を見たいか・・・・。
今の気持ちは、『崩壊』で終わらせたままで良かったのでは?と思っている。
Posted by ブクログ
紫苑って嫌いではないけど好きになれないなぁ…とは思っていたけど。なんだか救われない続編だなぁと。わかってはいた部分だけど、それは書いて欲しくなかった、ってことが若干。あとお父さんの描写はいらなかったのかなぁと思ったり。イヌカシの可愛さだけが救い。