【感想・ネタバレ】天下統一 秀吉から家康へのレビュー

あらすじ

「天下統一」は、決してスムーズに進んだわけではありませんでした。秀吉も家康も武力はもちろんのこと、様々な手段を用いて自らが「天下人」であることをアピールしなければなりませんでした。その中でも二人がこだわったのが超大国明による承認でした。二人とも「日本国王」への冊封を望んだのです。 本書では、従来、国内の事情のみで語られがちであった「天下統一」という事態を、広くアジアに視点を広げて考えて行きます。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

本書は、従来個別に論じられてきた戦国~江戸時代の「朱印船貿易」や、島津氏による琉球王国への侵攻を、天下統一への流れの中でとらえ直した作品です。キーワードは「武威」の論理と「琉球」からの視点。ぜひ姉妹編の『琉球王国と戦国大名』(吉川弘文館)と合わせてご一読下さい。(^^)!

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2017年02月21日

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