天下統一 秀吉から家康へ

天下統一 秀吉から家康へ

825円 (税込)

4pt

3.5

「天下統一」は、決してスムーズに進んだわけではありませんでした。秀吉も家康も武力はもちろんのこと、様々な手段を用いて自らが「天下人」であることをアピールしなければなりませんでした。その中でも二人がこだわったのが超大国明による承認でした。二人とも「日本国王」への冊封を望んだのです。 本書では、従来、国内の事情のみで語られがちであった「天下統一」という事態を、広くアジアに視点を広げて考えて行きます。

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天下統一 秀吉から家康へ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    戦国時代、天下統一を成し遂げたのは、豊臣秀吉と徳川家康。2人の天下統一プロセスを比較し「天下統一」とは何か、を分析したのが本書。

    一代で天下統一に至った2人が次に重視するのは日本中の大名を抑えることができる「武威」だ。戦う気さえ起こさせない、格の違いを見せつければ、天下統一を将来の子孫にも引き継ぐ

    0
    2016年06月07日

    Posted by ブクログ

    外交文書を通じ、アジア世界の視点から秀吉、家康の天下統一事業をみるもの。国内の統一と外国からの承認がどうであったのかを検証している。これがオモシロイ。秀吉が明からの冊封を、自身の武威が明から承認されたと読み替えたとするのは「なるほど」だ。朝鮮出兵にも意味があったわけだ。これって分かろうとしてなかった

    0
    2016年05月04日

    Posted by ブクログ

    秀吉から家康に引き継がれた、日本全体を一つの権力が治め、それに全ての地方領主等が服従するという一大事業を、「武威」という観点から捉え、更にそれを対外的な外交交渉にも応用しようとしたことが述べられている。

    「武威」とは、自らの武力を背景に、服従する者は寛大にそれを許し、反抗するものは徹底的に武力によ

    0
    2020年10月25日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本書は、従来個別に論じられてきた戦国~江戸時代の「朱印船貿易」や、島津氏による琉球王国への侵攻を、天下統一への流れの中でとらえ直した作品です。キーワードは「武威」の論理と「琉球」からの視点。ぜひ姉妹編の『琉球王国と戦国大名』(吉川弘文館)と合わせてご一読下さい。(^^)!

    0
    2017年02月21日

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