【感想・ネタバレ】君と時計と雛の嘘 第四幕のレビュー

あらすじ

織原芹愛の死を回避できなければ、杵城綜士は過去へと飛ばされる。その度に「親友や家族が世界から消失する」という大き過ぎる代償をともなって――。無慈悲に繰り返される時間遡行を断ち切るために、綜士と芹愛は『希望と言い切るには残酷に過ぎる、一つの選択肢』の前で苦悩する。鈴鹿雛美がつき続けた嘘と、隠された過去とは……。衝撃のラストが待ち受ける待望の完結篇!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

前巻のラストで千歳先輩が消滅してしまった時はどうなるかと思ったけど、やっぱり千歳先輩は凄かった。
芹愛も綜士も人間的に成長した姿が見られてよかったなぁ。特に綜士は最初の頃は本当にクズだなと何度も思ったし

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2024年06月13日

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正直、とてつもないバッドエンドで終わるのではないかと思っていた。
それくらい、手に汗握る展開の連続で引き込まれた。本当に面白かった!
4部に渡る大作だが、中弛みせず先が気になって気になって仕方がない。久しぶりに早く続きが読みたい小説に出会えて満足。

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2021年02月14日

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決して明るいわけではないけどハッピーエンドを迎えたなぁと。

消えてしまっても存在感を放つ千歳先輩が素敵。

雛美は好きにはなれなかったけど、健気というかいじらしくて、頑張っていたんだね良かったねとなりました。

失敗を重ねたからこそ、皆でだからこそ迎えられた結末だったと思う。

1巻を買ってから積んでしまっていましたが、読み始めたら一気に最終巻まで読んでしまった。

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2018年09月23日

Posted by ブクログ

全四巻の最終巻。四巻を一気に読んだが、どうなるのかずっと先が気になっていた。理屈はともかく、最後はそうなるんだろうという終わりだった。最後になってあまり気になっていなかったキャラクターが魅力的に思えたり、色々な意味でようやく動き出したのだなと思った。
時間ものは設定も書き方も難しいと思うけれど、楽しかったなぁ。これ以上長くても困るけれど、終わってしまったのが残念だ。
2017/4/20

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2017年04月20日

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きみとけシリーズ最終巻。タイムリープを繰り返す芹愛と綜士と雛美。時震とは何なのか。タイムリープは何故起こったのか。タイムリープの度に世界から消えてしまった大切な人々は一体戻ってくるのか。

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2016年11月07日

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良かった……本当に良かった……。 

希わくは、彼と彼女が笑いあえますように。 
希わくは、彼と彼女の未来が明るくありますように。 
希わくは、彼と彼女の願いが叶いますように。 
希わくは、彼女の望みが実現しますように。 
希わくは、彼らが幸せになれますように。  


「じゃあ、また明日!」

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2016年11月03日

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すごかった。ほんとうに先が読めなくて、ラストにまだ驚きが残ってた。すげえ。雛も綜士も弱いのになんて強いんだとびっくりした。残酷なルールのラストにどんなものが残るのか何も残らないのかと最終巻が出るまでいろんな可能性を考えたけど、こんなラストは思いつかなかった。そうか、希望か、未来か、と頷きながら、読み終えました。綾崎さんの今までのどの作品より魅せられました。

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2016年10月20日

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最後まで本当に読む手が止められず一気に読んだ。あぁ、終わってしまった…。

とにかく楽しかった!

ドキドキしたりそわそわしたりやきもきしたり。
先輩や雅さんとても気になるよー。
正直まだ細かなところ理解出来てないから落ち着いて読み直そう。

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2016年10月20日

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綾崎さんの本が好きで、本作も読みました。
大切な人の死を回避すべく、精神が過去へと戻るタイムリープもの。
辛い設定が多い分、主人公の成長と、仲間との絆の構築に至る駆け引きが楽しめます。
4分冊ですが、読み始めたらすぐでした。
面白かったですが、先が読める展開が多かったので、星4つ。。

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2024年05月24日

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まずはなにより綾崎さんの筆の早さに感謝!これをこのペースで出してくれるのはまぢありがたい!
こういう四次元の脚本かける人ほんま尊敬するわ・・・
いや、セリアが消える可能性わい!とかあるけど、まあそれはそれ。
最後のプロローグとエピローグの終わりかたはずるいなー。ああいうハッピーエンドね!
いやー、良かった良かった。

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2022年01月11日

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綾崎氏によるタイムリープ物語もこれで最後。堪能しました。やっぱり大好物のタイムトラベル物で、好きな作家の綾崎隼さんと外すわけがないです。

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2020年12月31日

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たいへん面白い作品でした。唯一の欠点は4分冊であること。新書版二段組み1冊に纏めてくれたら申し分ないのに。

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2019年08月08日

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SF。タイムリープミステリ。シリーズ4作目。最終巻。
ありがちな展開の最終話から、プロローグ、エピローグで完結。
確かに、プロローグはこの位置でないといけませんね。
で、エピローグでもう一工夫。上手くまとめたな~、という印象。

シリーズを通して
・SF設定はそこまで難しくはなく、SFが苦手な人でも大丈夫そう。
・雰囲気は基本的に暗い。気楽に読む感じではないかな?
・登場人物、特に杵城綜士の後悔や苦悩を濃く描いている。陰気なキャラだった綜士が希望を見出す、青春的な展開が一番の見所?
・大きな盛り上がりはなかったと思うけど、シリーズ通して安定して楽しめる、なかなか良い作品でした。
・ほろ苦い青春ストーリーが好きな人にオススメ。

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2018年05月29日

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終わった‼本人達も納得いってるようでめでたしめでたし。タイムリープものって他の人の人生は完全無視なのがもやっとする。

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2016年11月26日

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 頼りの千歳先輩が消え、呆然とする綜士、雛美、芹愛だったが、ついにタイムリープを断ち切り、消えた人たちを取り戻す方法を知る。それもまた大きな代償を必要とするものだった。 
 決断に到るまでのそれぞれの苦悩を見て、ようやく彼らが成長したことがわかる。ドラえもんの「独裁スイッチ」を連想した。

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2016年11月21日

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