【感想・ネタバレ】ますらお 秘本義経記 波弦、屋島 (4)のレビュー

あらすじ

一の谷の合戦で平家軍を撃破した源九郎義経の次なる戦いの場は屋島。弓の名手那須与一を郎党に加え、女海賊・瑠璃の助力で舟を手に入れた九郎義経は、馬共々舟に乗せて四国へ渡る前代未聞の策で海に出た!?歴史ファンタジー!

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Posted by ブクログ

屋島作戦。音だけ聴くとエヴァが一番に思い浮かんでしまいます。

義経の危うさに気づく畠山は正しいと思う。ただ、あのような狂奔に陥らなければ、戦場にはいられないのだろうな、とも思う。
義経に限っていえば、戦場云々でなく元々備わっているものだということが、危うさなんですが。狂奔と繊細さを併せ持ち、対立するかに見える二つを抱えて生きている義経。自分を燃やし尽くしてしまうよなぁ。
畠山でもう一つ。そんな義経に付き従う郎等がいるということがおかしい、というのもごもっとも。

屋島へ急襲をかけ一挙に平家滅亡を狙った義経の作戦は、知盛の手のひらで仕組まれていたもの。
罠にはめられ、平氏の軍船に包囲されることとなった義経たちの命運はいかに、といったところで5巻へ続く。
屋島のクライマックスは5巻ですね。別れは。

与一と日々子の物語も屋島で終わるのだろうなぁ。
ここも別れが待っているのだろうなぁ。

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2020年05月27日

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