【感想・ネタバレ】ジャンヌ・ダルク暗殺のレビュー

あらすじ

聖処女ジャンヌをめぐる野望と陰謀のドラマ!フランス救国の乙女ジャンヌ・ダルクの陰で活躍する娼婦ジャンヌ。激動の時代を生きた二人のジャンヌの運命をドラマチックに描く渾身の傑作歴史長篇小説! 平和は、戦いでしか創れない!神の声に従う処女と野望に燃える娼婦、悪をきわめた将軍たちがおりなす熾烈な歴史絵巻。はたして神は、誰を支持するのか。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

娼婦のジャンヌダルクと、聖者ジャンヌダルクの話。

聖者ジャンヌダルクの強さは
神への告解が終わっていることが重要とされ、
死をおそれていないこと。

娼婦のジャンヌダルクの強さは
すべて自分の力で道を開き、自分を信じてるところ。

娼婦という仕事を作ったのも神であり、という
娼婦ジャンヌダルクの言葉に・・・・そうだ・・・と思いました。

何が汚いものなのと思うかさえ個人の自由。
信仰心のないわたしには聖者ジャンヌダルクの気持ちは理解しがたいが・・・。

娼婦ジャンヌダルクの生き方にとても惹かれました。
が、あんなに強くかしこくは生きれないなぁ(笑)

どんな生きざまがその人らしく、幸せであるかは
その人自身にしかわからないもので、
想像はできても、決めつけることはできないことだなぁと思う。


最後に、娼婦ジャンヌダルクにはっぴーが訪れたことで
すっきり読み終われましたデス。

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2013年03月29日

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