あらすじ
この春で中学二年生になる田代有礼(たしろあれい)は、おかしな夢を見た。猿に「くるすの丘に、来い」と言われる夢だ。その直後に引っ越しが決まり、できたばかりの公立の小中一貫校「栗栖の丘学園」に通うこととなる。中学二年生にあたる八年生の生徒はたったの三人。うちひとりは、おそろしく数学ができ、とてつもなく馬鹿とうわさのQだった。関わりあいになりたくないと思った矢先、Qとともに異空間に閉じこめられる――。
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凄い!
圧倒的なスケール!古事記有り、数学の数式に方程式有り、新しい団地を造成する時に、黄泉ツ神が、封印されている扉を壊してしまい、黄泉ツ神が、そこから現世に出てしまった。それを、また封印する為に、天ツ神が、7人のカンナギ(今のところ1匹は猿)を召集して、黄泉ツ神を封印しようとする。今、まだ、カンナギは4人と1匹。後の2人は、誰か?、黄泉ツ神の封印は出来るのか?ハラハラワクワクドキドキが、止まらない。
Posted by ブクログ
夢中で読見終えた。
そこに見えてくるのは、日常の中の非日常。
自分も異世界に引き込まれて、次は何が起こるのかと興奮する。謎解き、冒険、ありそうでない興奮を体感できる。
話の広がりも予想できそうでできない。
一つ一つの要素がピタリとハマってる。
Posted by ブクログ
現代と神話と異空間がセットになっててお話が進んでいくのが面白かったです。神様が菌って発想が面白いし、なるほど!と思ってしまいました。どんなカンナギが出てくるのか楽しみです。
Posted by ブクログ
読書記録です。まだの人は読まないでね。
私も実はうっすらそう思っていた…ことを文字にするとこういうことなんだな~と思いました。
神様がいるどうかは別にして、人間の身体に意志とは関係なく自浄作用があるように、時間軸のなかにも自浄作用があって、必要な人材が必要な時に生まれてくるしくみになっているのではないか?と。人と人の出会いも必然から。
そうやって出会った、ギフテッドな子どもたちの(知らない人には全く関係ない、でも彼らが負けたら知らない人もただでは済まない)戦いです。
続きを読みたいと思いました。
Posted by ブクログ
おおっ、富安さんシノダシリーズじゃなくて
違うシリーズ始めたんだ~!
おおっ、しかも表紙画五十嵐さんではないですかー、
すごいーっと思い手にとる。
なぜか猿が夢にでる。
しかも毎日毎日少しづつ近づいてきて・・・・。
とはじまる主人公の新生活。
この世とあの世の神さまの争い的なもんに巻き込まれた、
中学生たち。
問答無用で投げ込まれる異界から自らの力だけで逃げ出さなくてはならない。
この異界の恐怖感スゴイ。こわいよー。
シノダの京都でのおはなしでも思ったけど、
富安さんはこーゆー追いかけっこシーン(決して遊びでなく)緊迫感すごいよなーっと思う。
どきどきしますわ。
とりあえず初回とその次もなんとか逃げ切った彼らですが、
レベルはどんどん上がっていくらしいし、これからどうなるか気になる。
そして、他の仲間も集めなきゃねー。
でも、とりあえず、キューのお姉さんが一番気になる。
Posted by ブクログ
不思議系は大得意の富安さん。
古事記をベースにファンタジーアドベンチャーを書いてくれましたね~
まだまだ続きそうなので感想は終わったらにします。カンナギが揃ってないしね。
Posted by ブクログ
天と地、と書いて「あめとつち」の方程式。
この春で中二になる田代有礼(たしろありのり)はおかしな夢をみた。大きな猿が「くるすの丘に、来い」と言う。それが、毎晩だ。
その直後に引越しが決まり、できたばかりの小中一貫校「来栖の丘学園」に通う事となる。
しかしまだ人数の少ないこの学園、中学2年生にあたる8年生は3人。
アレイの他には、数学の天才だけど、数学以外のことは「とてつもなくバカ」と評判の厩舎修(きゅうしゃおさむ)通称Q。
女子は一人で、岡倉ひかる。小柄で、あまり喋らないが、音楽の才能がある。
有礼はと言えば、見たものはなんでも覚える能力がある。自分では稗田阿礼にオマージュをこめてアレイと名乗っている。
アレイは変人Qと仲良くするつもりはなかったが、学園内を歩いていて、不意に異空間に閉じ込めたれてしまう。
なんとかそこを抜け出せたものの、なぜそんな事になってしまったのかは二人にはわからない。だが、二人して担任の井波先生に呼出をくらって逃げだした時、夢に出てきた大きな猿と出会う。そして、アレイは、Qもまた大きな猿の夢をみていたことを知る。
大きな猿が語りかけてくることには・・・