あらすじ
十年の時を経て、目を覚ました岡崎。頭の中で響く声を頼りにノラを捜し出すも、その姿は無惨に変わり果てていた。施設を脱出した岡崎は、勇樹の救出へと向かう。勇樹の血肉を啜るも、"神様"になれなかった桜根は暴走。五所の胸元へと振り下ろされる桜根のナイフ。間一髪、五所を救い出した岡崎は、桜根を前に決断する。
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落ち着いた終わり方
途中かなり悲惨な展開になりましたが、最後はうまく日常と非日常を融合させた安心感のある終わり方だったと思います。読み続けて良かったなと。吸血鬼ものって過去にも多数あって、世代を超えて続く記憶そのものがテーマだったりしますが、この作品からもそれを感じました。
Posted by ブクログ
10巻で完結。
うーん……原理的に「終わりのない」話を終わらせるにはこうするしかないのだろうか……。
岡崎の筋が未消化というか、あとがきに書かれていた通り群像劇を志向して、しかし結局内面のイメージ映像で決着がついてしまったというか。
五所さんが幸せになってくれたのはよかった。押見先生、ありがとうっす。
Posted by ブクログ
最後の最後までよく分からんお話でしたねぇ…著者によれば社会から隔絶された者の人間関係、みたいなものを描きたかった、とのことですけれども、登場人物も多いし、刊行された時期にちょっとした空きがあるしで具体的にどんな話だったのか忘れてしまいました! (^Д^)ギャハ
ヽ(・ω・)/ズコー
まあ、でも、著者の作るお話は全体的にどの作品も雰囲気が似ていることもあり、読めましたけれどもねぇ…最後はどんどん作品内の年月が経ち、登場人物らがおじいさん・おばあさんになった頃のことまで描かれていてなんだかなぁ…という感じですかね。
全体的に台詞数が少ない物語でした! おしまい…。
ヽ(・ω・)/ズコー
Posted by ブクログ
完結。吸血、不死モノはお腹いっぱい感があったが、押見さん独特の描写で楽しめた。
しかし今は血の轍が楽しみで仕方ないので、そちらに集中してもらいたい。