あらすじ
産まれてきた赤ちゃんが両親に全く似ていない原因は? 引退した老助産師。彼女が経験した忘れられない分娩とは? 母親が失踪。残された育児能力のない父親。誰が育てる? 保育器に入るには不似合いな大きな赤ちゃん。その秘密とは? 他全8エピソード収録!!
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悲しい
悲しい話が多かったです
今も消えない問題ですが、虐待を受けている子供の話が多かった…
子供は大人に保護されないと生きていけない
だから当時は虐待されてても耐えるしか生きる方法はなかった
この子供達は消えてしまった
今でこそ虐待から子供を守る「動き」はありますが、それもあくまで「動き」であって海外と異なり法的効力がない
やはり子供は耐えるしかない…
そんな現実を突きつけられました
Posted by ブクログ
第4巻、特別編を含む全8話。第22話から第29話。
第26話の看護師さんの言葉(フレーズ保存)は今の時代の子育てにまさに必要なメッセージだと思う。核家族で近所付き合いも希薄で頼る人がいない孤独な子育てで、無理して頑張ることは危険な結果を招くこともある。時間をかけること、人を頼ること、愛情をかけること、とても心に染みた言葉だった。
相変わらずうまくまとめられないけど、記録として残しておきたい。
【概要】
①親に似てない赤ちゃんが繋いだ家族の絆
②作者が子ども時代に出会った床下に住む「透明な子」
③引退した老助産師の忘れられない分娩と再び繋がった縁
④不良父と3人の母の愛情の思い出
⑤2歳で保育器から外の世界に出た置き去りの子に看護師が願うこと
⑥高齢妊娠母の完璧な計画と孤独と不安
⑦駅裏の子が信じた天国とハニーコの意味
⑧立ち会い出産で父親の自覚を求めた国際結婚妻のファミリー像