【感想・ネタバレ】奇面館の殺人(下)のレビュー

あらすじ

すべての登場人物の"顔"は鍵のかかった仮面の下に。幾多の仮面が壁一面を覆う〈奇面の間〉に転がっていた死体は、本当に主人・影山逸史のものなのか。数々の館を手がけた建築家中村青司の手になる奇面館で、名探偵・鹿谷門実の推理の果てに見えたものとは? 本格ミステリを牽引する名手・綾辻行人が放つ「館」シリーズ、読者待望の直球勝負。

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Posted by ブクログ

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なんかあっさりだよね的なレビューがチラホラありますが、なんたって今回の犯人はいつもの殺意満々ではない、行き当たりばったりな犯行でした。の割には島田も同情するほどやることが多すぎるアレ。犯人側で見るとあのバイトのガキふざけんなと思ったことでしょう笑
素人が考え付くような動機は全て躱していくのは流石。今回は人物表が無いのでミカエルてどんな奴だっけ?みたいにチョイチョイ読み返しました。
未来の仮面に頼る気持ちは、まさに藁にも縋る思いとう奴でしょう。追い込まれた人が怪しい宗教とかに入れ込むような心理状態であったと。その辺を汲み取ればまあまあ同情の範囲かな。あと鬼丸の彼はあの"鬼丸"と関係しているか知りたいだぜ…。

最後に言いたいことは、200万もったいねー!

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2025年12月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読み終わってしまった…

今回は鹿谷も巻き込まれての事件だったので、安心してゆっくり謎解きを楽しみました。
(コナン君は名前だけの登場。寂しい)

下巻はほぼ謎解きパート。

クローズド・サークルで次々と殺人が起きる!みたいなのが好みの方には少し物足りない内容かも。

残すところ、10作目の『双子館』のみとなりました。
大好きなシリーズなので、刊行まで気長に待ちたいと思います。

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2025年11月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

そういうことかー!だから登場人物一覧みたいなのがなかったのか。
致し方ないとは言え、表札や招待状の宛名をあえて伏せたのはアンフェアな気がするな。
いっそのこと表札は無し、宛名は筆名にして鹿谷も知らない状態にしてほしかった。

謎解きのシーンは論理的で読んでいておもしろい。
ただあとがきの、本格ミステリは人間が描けてないと文句を言われるから顔が見えない小説を云々はどうなんだろうと思った。
本格ミステリでももう少しキャラのハッキリした作品を書く作家さんもいるし、今作だって顔を出さなくてもキャラの区別をつきやすくできたのではないだろうか。
(じゃあ書いてみろよと言われたら大いに困るのだけど…笑)
それに創立百周年の予定が2年押しって、「あー綾辻行人って大御所感出すタイプなんだな」と思ったり。
さて、双子館はいつ??
これまたよくわからないけど、長い年月かけるといいものが書けるものなんだろうか?
年月かければかける程、期待感が高まって完成させずらい気もするけどな。

と、あれこれ思うところはあっても、館シリーズ大好きなんだな。

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2025年10月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

館シリーズ完走
今では逆に珍しくなった新本格ミステリー
充分に謎解きが楽しめるし、犯人探しも楽しめる

これから読む人のためにも細かくは書けないが、この館シリーズ、中村青司と言う一風変わった建築家が軸になっている
そしてストーリーテラー&探偵役に鹿谷門実と江南くん

ただこの3人でさえトリックになっていたりして…

と、なかなか感想が書きづらい
読む人はやはり「十角館の殺人」から順番に読むのがお薦め

Huluで館シリーズの映像化がされているが、2作ともとても良い作品
でもやはり原作を読んでから鑑賞する方が色んな面で楽しめると思う

第3弾の制作も決まったが、次はどの作品だろう
私的には「暗黒館の殺人」が観てみたいが、この場合どのような映像化がされるのか

でなければ、今執筆中の「双子館の殺人」を書籍発表とともに映像化するのも面白いかも

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2026年07月13日

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鹿谷門実メインでの推理劇が良かった。
明確に「犯人はお前だ!」は館シリーズでは少ない?
おかげで新鮮かつ、鹿谷門実の活躍が見れて本当に良かった!

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2026年02月05日

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館シリーズ第9弾(下)

鹿谷門実の手によって、事件に対する正しい視点が提示されると、途端に目の前がすっとクリアになり、この不可解でおぞましい殺人の謎が解けていく。もちろん、しっかりと中村青司による館の謎も込みで。
改めて、このシリーズはすごいなぁと感じてしまう。
犯人の意外さと、会合の参加条件の意外さにびっくり。

そして「未来の仮面」の何とも言えない不気味さが残る。

楽しかった。読み切った。読み切った。
でも、ちょっとさみしいなぁ。

次作を待つのも、ワクワクが止まらないなぁ〜

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2025年12月12日

Posted by ブクログ

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館シリーズ9作目。奇面館の殺人下巻。あとがきにも触れられていたが、集まった人物が皆、同姓同名でほぼ同じ生年月日という設定のため、強引に感じた。しかし、中村青司の館というワクワク感や話の分かりやすさも相まって面白く読めました。鬼丸という暗黒館からオマージュしたと思われる人物についての言及が無かったりと謎のままで終わってしまったので、もう少し説明が欲しかったように思う。

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2025年10月19日

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同姓同名は気がつかなかった。
人物紹介ないのなんでかなと思ってはいたが、そういうことだったのねーとなった。
秘密の通路を使ったのは容易に想像がついた。その時点で、館に精通してる誰かが紛れ込んでるんだろうなとは思った。
秘密の通路は結局何のために作られたのかよくわからず。今回の逃げ道だけのためにあるような。。。
仮面に鍵をかけたのは、負傷したのを隠すためなんだろうなとは思った。

途中でダレることなく、面白かった。
が、誕生日がほぼ同じ影山逸史こんなにいる?って思ったので星4にしました。
あと第一回、第二回の人は特に関係ないんかーい。

面白さ ★★★★☆
意外性 ★★★★☆

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2024年11月25日

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The王道と言えるようなトリックではあるが、綾辻行人らしさを感じるようなストーリー展開の持っていき方だったとは思う。

なぜ首を切ったのか。
なぜ睡眠薬を使用して眠らせたのか。
なぜ仮面を被らせたのか。

3つの謎に関して綺麗にまとめられていて本格ミステリとしてはすごく評価の高いものになっていたが、物足りなさを感じ得ない内容だった。

他の館シリーズでは、なんとなく各々特有の色のようなものがあるように感じられる。

この作品は一言で言えばこんな感じだよねということが表せるところが館シリーズの良いところであった。

賛否はあるにしろ、そんなのありなんだみたいな展開に持っていく感じも他の作品にはあったが、今回はうまくまとめすぎている感じがした。

また、本作は水車館と迷路館の内容を足したような終わり方だったため既視感があり、奇面館特有の展開があれば良かったなと思った。

というものの、館シリーズは残り1作で完結というところまで来てしまったため、ラストでとんでもない賛否あってもいいから、ぶっ壊れた内容を作ってもらえたら嬉しいと思った。

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2026年07月11日

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「読んでる途中(推理の途中)は最高にワクワクして2日で一気に読めたけれど、いざ蓋を開けてみたら、動気の浅さや結末の弱さのせいで謎解き場面が期待外れに終わってしまった」という、非常にもどかしい不完全燃焼感です。
まず、道中のサスペンスとしての純度の高さにはめちゃくちゃのめり込めた。全員が仮面を被っているという不気味な状況から、鹿谷がジリジリとロジックを組み立て、徐々に真実が明かされていく過程は先が気になりすぎて手が止まらなかった。特に、本作で1番興奮したポイントとして「祈りの仮面が鍵だった(首を切断した物理的な理由)」という美しいトリックを挙げられているのが印象的でした。
だからこそ、そのトリックの鮮やかさに比べて、最後に明かされた「仮面を盗んでよくわからない未来を見たかった」という犯人のオカルトチックな動機が、あまりにもぶっ飛びすぎていて置いてけぼりを食らったように感じられたのだと思います。主人が出した質問に対する日向の解釈も無理矢理な感じが否めず、「じゃあ主人は自分が殺されるのを予期していたの?」という矛盾やモヤモヤが残ってしまいましたよね。
さらに、10年前に他の館シリーズを読んだときの「これやばい!」という強烈な興奮を期待していた分、結末の着地が弱く感じられたのも大きな要因です。終盤、日向に関してもっと世界がひっくり返るような大どんでん返しが来るかと思いきや、「実は影山逸史でした」という当然な名前の判明くらいで終わってしまい、肩透かし感が強かったのだと思います。

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2026年07月09日

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館シリーズ刊行されている最後の巻。
ワクワクしつつページをめくったが、下巻になってからトーンダウンしてしまい、なかなか読み終わらなかった。
いつものように過去⇔現在や外⇔中など切り替えがなかったからだろうか。
場面が変わらない上に状況説明も長く、
単純に飽きてしまっていたのだと思う。
ストーリーはさすがの面白さだっただけにちょっと残念

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2025年11月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

奇面館では一人しか死ななかったことに驚き。上下巻なので二人くらいは死ぬかと思っていた。なぜ頭部と指を切断する必要があったのか、なぜ仮面をつける必要があったのかについての解答が鮮やかで面白かった。つけている仮面が隠し通路の鍵になっていて、仮面の鍵が見つからず、頭部を使う必要があった。指は抵抗されたときの傷で皮膚などがついている可能性を鑑みて切断。その時にできた顔の傷を隠すための仮面……と、説明されてみれば「そんなことだったのか」と思わされる真実だった。真相は簡単であるにも関わらず、それらが謎の時は大まじめに(仮面つける理由がわからなさすぎる)と思っていたのだから面白い。簡単な理由ほど気づけないものなのかもなと思う。
参加者が同姓同名だったというのは、それは必要か?と思った。驚いたが、犯人を見つけるためには不要な事柄だったのでは?と思った。
暗黒館とびっくり館がパズラー要素がほぼない殺人事件だったので、今回の奇面館はパズラー要素が多く面白かった。

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2025年09月13日

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