【感想・ネタバレ】アイヌ学入門 のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2018年12月22日

[評価]
★★★★★ 星5つ

[感想]
自分はアイヌとうのは明治時代に日本が北海道を開拓する以前から北海道に住んでいた人たちという認識だったが、古代に東北地方から北上した人々に加え、サハリンから南下してきた人々が合流し、生まれたということには大変に驚いた。
また、かなり昔から日本との交易やサハリン...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年11月14日

アイヌとは北海道に孤立した民族だと思っていた自分には衝撃的な本。
古代から和人・渡来人・大陸とグローバルに交流し、交じり合い、影響しあう人々の生き生きとした姿が描かれます。
アイヌの風俗に和人が及ぼした影響、義経伝説の影響、日本語起原のアイヌ語、驚くべきアイヌの躍動する姿。いやあ、知らなかったことば...続きを読む

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Posted by ブクログ 2016年09月20日

アイヌ民族について、世間に広く流布しているイメージ・ラベリングされた既存の概念を丁寧に剥がして、解説、訂正しておられると思います。タイトル通りの入門的な読みやすさですが、内容はしっかりと濃いです。

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Posted by ブクログ 2016年08月10日

これまた、新しい視界を提供する良書と思います。この年齢になってもまだまだ発見です。アイヌ民族は、ダイナミックに外の世界とつながり、発展してきた「海のノマド」だというのです。外界への働きかけと受容の相互作用が新しい地平を切り開いていくということを実感します。

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Posted by ブクログ 2015年04月19日

“アイヌ”というのは、壮大な交易を行っていた人達で、アイヌが伝えてきた様々な文物には、古来からアイヌが自身で産み出しただけではない、日本等の隣接する他文化の顕著な影響を認めざるを得ない部分も在る。また日本で古来から珍重された様々なモノの中には、アイヌがもたらしたと考えられるモノも実は色々と在るという...続きを読む

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Posted by ブクログ 2015年04月05日

今までにはなかったトータルに知ることができる良書だ。
人に薦めるということで「5」の評価。
OKI DUB AINU BANDのCDを久しぶりに聞く。

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Posted by ブクログ 2019年06月21日

昨年「第3回古代歴史文化賞」の大賞を受賞するなど、なにかと話題になった本。

これまで関連本を何冊か読んだり、博物館などを見て来た限りでは、アイヌ民族の自然や野生、道具への畏敬とか、世界観とか、サステイナブルな生き方とかにスポットが当たったものが多かったように思う。もちろんそれも一面の真実だろうけど...続きを読む

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Posted by ブクログ 2018年11月26日

著者の専門である考古学の研究成果を、文献資料や言語学、伝説まで動員して照合するという知的好奇心をくすぐられる内容。アイヌ文化の概要が知りたくて手に取ったのだけど、期待以上に深い知識が得られたと思う。異文化との接触によって変化してきたアイヌ、地域による多様性などなど、ステレオタイプな理解を拒むかのよう...続きを読む

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年11月12日

日本という領域で(といっていいのかな)かなり互いに影響しあっている一方で、それでも大きく違うまま20世紀まで来たいくつかの民族が統合されていく中でのアイヌ学入門。後半のインタビューがけっこう大きいか。

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Posted by ブクログ 2015年09月22日

話題の焦点が縦横新旧自在にスライドしていくので集中力を保つのが難しいが、その分アイヌを知るための手がかりが豊かな複層をなしていることを知ることのできる、入門書としては充実した一冊だと思う。

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Posted by ブクログ 2015年05月11日

純粋に面白かった。日本という土地に奇跡のように
残ったアイヌ民族の成り立ちと歴史。
隔離されて残った民族ではなく、日本人と
北アジアの人々と多く交流しそのうえで、自分たちの
民族のアイデンティティをずっと持ち続けた
民族ということがいえるのだろうと思います。
金銀の産出とアイヌと奥州・蝦夷の関係はな...続きを読む

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Posted by ブクログ 2015年04月18日

2015.4.18 東浩紀さんが勧めてゐて、「先住」をめぐりツィッターで炎上気味になつてゐた本。著者の対象への愛情や真面目な研究の積み重ね、発見の喜びが感じられて気持ちが良かつた。
アイヌと和人の間に古くから密接な交流があつたことを示す。日本のやうな島国にゐると国境などを固定的なものだと考へがちだが...続きを読む

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Posted by ブクログ 2015年02月25日

アイヌについての入門書。アイヌと縄文の関係、沈黙交易、金と奥州藤原氏、オホーツク人、元との戦いなどなど、とても面白く読めた。どうしても文字を持たない文化だったから記録はないんだけど、考古学や言語学なんかでいろいろな説が考えられるんだな。

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Posted by ブクログ 2017年03月27日

アイヌについては、自然と共生する人々だとか、縄文時代から変わらない文化を残しているとかいったイメージがあった。この本では、そうしたアイヌ観を丁寧に解きほぐしていく。

たとえば、アイヌは閉じた民族なのではなく、和人やニヴフ、モンゴルや中国の人々との交易を盛んに行ったグローバルな交易民だった。その証拠...続きを読む

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年11月14日

「はじめに」の章で書かれていたように、
アイヌは交易のなかで、グローバルな思想に根ざして
生きてきた民族だったのだということが、
とてもよくわかりました。
それは、公・私、官・民の様々なレベルで、
歴史の中で長きにわたるおこないだったということも
初めて知るアイヌのすがたでした。

読み始めると、専...続きを読む

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Posted by ブクログ 2015年11月04日

考古学者でアイヌ研究者でもある筆者が、アイヌの事を学ぶ上で、和人にとって遠くて近い人びとなのではなく、日本列島にいた縄文人の特徴を色濃く残した人びとだという認識から、アイヌを理解するために書いた本。

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Posted by ブクログ 2015年05月26日

アイヌ人とはどんな民族か。

交易や祭祀などアイヌの文化について詳しく書かれていて、新書というよりは専門の入門書という感じ。
アイヌ人は未開で昔ながらの生活をひたすら守っているというイメージだったが、この本を読んでそのイメージは全くの誤りであることが分かった。
昨今アイヌ人を巡って議論があったが...続きを読む

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