アイヌ学入門

アイヌ学入門

1,045円 (税込)

5pt

海を渡り北方世界と日本を繋ぐ大交易民族としてのアイヌ。中国王朝と戦うアイヌ。従来のステレオタイプを覆し、ダイナミックに外の世界と繋がった「海のノマド」としてのアイヌ像を様々なトピックから提示する。(講談社現代新書)

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アイヌ学入門 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    アイヌのことを知りたくて、その時の気持ちが「入門」という書名に惹かれて購入。独自の言語体系と祭祀、習俗を持つ民族でありながら、北海道に定住していたために江戸時代以降、本土からの移民に謂れなき差別を受けた。しかし、樺太や千島列島への民族的な広がりと、青森を含め本土とも交易や文化交流の史料が残り、アイヌ

    0
    2021年12月04日

    Posted by ブクログ

    アイヌは、我々が忘れ去った縄文文化の記憶を深くとどめている。しかし、それは、アイヌ文化が進化しなかった、ということでは決してない。
    アイヌは、和人や他の民族と密接に交流し、自らの文化や世界観を変化させた。和人や他の民族からたくさんの文化を吸収し、また、和人や他の民族の文化にも多くの影響を与えてきた。

    0
    2020年05月28日

    Posted by ブクログ

    アイヌとは北海道に孤立した民族だと思っていた自分には衝撃的な本。
    古代から和人・渡来人・大陸とグローバルに交流し、交じり合い、影響しあう人々の生き生きとした姿が描かれます。
    アイヌの風俗に和人が及ぼした影響、義経伝説の影響、日本語起原のアイヌ語、驚くべきアイヌの躍動する姿。いやあ、知らなかったことば

    0
    2019年11月14日

    Posted by ブクログ

    アイヌ民族について、世間に広く流布しているイメージ・ラベリングされた既存の概念を丁寧に剥がして、解説、訂正しておられると思います。タイトル通りの入門的な読みやすさですが、内容はしっかりと濃いです。

    0
    2016年09月20日

    Posted by ブクログ

    これまた、新しい視界を提供する良書と思います。この年齢になってもまだまだ発見です。アイヌ民族は、ダイナミックに外の世界とつながり、発展してきた「海のノマド」だというのです。外界への働きかけと受容の相互作用が新しい地平を切り開いていくということを実感します。

    0
    2016年08月10日

    Posted by ブクログ

    “アイヌ”というのは、壮大な交易を行っていた人達で、アイヌが伝えてきた様々な文物には、古来からアイヌが自身で産み出しただけではない、日本等の隣接する他文化の顕著な影響を認めざるを得ない部分も在る。また日本で古来から珍重された様々なモノの中には、アイヌがもたらしたと考えられるモノも実は色々と在るという

    0
    2015年04月19日

    Posted by ブクログ

    今までにはなかったトータルに知ることができる良書だ。
    人に薦めるということで「5」の評価。
    OKI DUB AINU BANDのCDを久しぶりに聞く。

    0
    2015年04月05日

    Posted by ブクログ

    アイヌ文化が本州や朝鮮、オホーツクといった周囲の文化の影響を大きくうけてつくられてきたものだと示す。

    0
    2025年10月31日

    Posted by ブクログ

    「専ら自然とのみ共生し、他との交流を断つことで独自色を保ってきた民族」という我々の偏頗なアイヌ観に、鮮やかに改定を迫る良書。本書の至る所で、和人を始めとする他民族とアイヌ民族との豊かな「交易」の実情が実証性ある資料を伴って紹介されており、読み応えは申し分なし。北海道旅行のお供にどうぞ。

    0
    2024年03月26日

    Posted by ブクログ

    北東アジアと本州に挟まれた地域に住むアイヌの歴史、習俗、経済等について概説している。古代において寒冷期と温暖期を挟んで北海道と本州との間にどのような移動があったか等、著者独自の研究に基づく説が含まれ、遺伝学、考古学、化学、言語学等学際的な視点から、縄文人のオリジナリティ、北東アジアの諸民族との交流、

    0
    2021年10月28日

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