【感想・ネタバレ】モリのアサガオ5のレビュー

あらすじ

文化庁メディア芸術祭大賞受賞作!!思わぬところから自分自身の出自の秘密を知ってしまう及川。

父の死に関わっている死刑囚 深堀と対峙する。

死刑を執行する側とされる側。新人刑務官・及川直樹と死刑囚・渡瀬満

の禁断の友情を通じ、死刑制度の<今>を描ききった衝撃の問題作。

『きらきらひかる』でおなじみの著者が描く第5巻です。

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とてつもなく重く

とてつもなく重く心にのしかかる大作です。
新聞各社で絶賛された理由が本当によくわかります。
ここまでの巻で様々な死刑囚の人生に触れてきた主人公がいよいよ、自分自身の人生の根幹に触れてゆきます。
ただそこにあるのは途方もない「時間の壁」。
読み進めるには本当に精神力が必要です。
でも本当に素晴らしい作品です。
重厚な小説を読んでいるようです。

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2021年01月31日

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