【感想・ネタバレ】ノッキンオン・ロックドドア2のレビュー

あらすじ

人気声優・斉藤壮馬さん、絶賛!

倒理も氷雨も魅力的ですが、穿地さんも素敵かつ変なお姉さんだし、神保も食えないやつで面白いし、美影もめちゃくちゃ演じてみたいです。
絶対に朗読したいと改めて思うと共に、このカタルシスは小説でしか味わえないよな、とも感じております。
軽妙な掛け合いに隠されたトリックやオマージュの数々に、ミステリ好きも唸ること間違いなし!

解かないほうがいい謎なんてこの世には存在しない──。
不可能な謎専門の御殿場倒理、不可解な謎専門の片無氷雨。
大学のゼミ仲間だった二人は卒業後、探偵事務所を共同経営し、依頼人から持ち込まれる数々の奇妙な事件に挑んでいく。
そして、旧友との再会により、唯一解かれていなかった〝五年前の事件〟の真相が遂に明かされて……
ダブル探偵が織りなす人気シリーズ第二弾。(解説 東川篤哉)

目次
穴の開いた密室
時計にまつわるいくつかの噓
穿地警部補、事件です
消える少女追う少女
最も間抜けな溺死体
ドアの鍵を開けるとき

私が解説を書きたくない、いくつかの理由
東川篤哉

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Posted by ブクログ

ネタバレ

前作で気になっていた関係性を、惜しみなく全部おもてに出してきてくれるので、たいへん満足感があった。同時に、ここから先に続けるのは難しいか…?という気もしてしまう。
真実が明るみに出た(というか、ほぼ解かれていた)けど、関係性が変わらないから。 当事者間ですでに許しがある中、何を乗り越えるのか、目的設定が難しい。
吉田修一のパレードを思い出した。

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2025年10月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 本作では倒理と片無のW探偵が『穴の開いた密室』や人間消失という不可能と不可解が絡んだ事件を推理する話や彼らと同じ大学の同期である穿地警部補が主役の話が6編収録されていて、特にラストの短編はシリーズキャラクター達がこれまでの過去の因縁に決着をつける感じで短編集の筈なのに一つの長編を読んだような感慨深さがあった。もし続編が出たら是非読みたい。

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2025年02月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

各キャラクターの書き分け、情景描写が明確なのでさくさく読みやすいのに人物像も情景もちゃんと思い描ける。青崎有吾巧いなぁ。

大学時代のゼミの教授がクセ強いけどちょっとお茶目だったり、穿地を主人公にした一編があったりと倒理と氷雨を取り巻く周りも厚みが増してきて嬉しい。
最終章、5年前の謎の真相が分かってから読み返すと、とある2人のセリフや行動が初見とは違って見えてきて、この時はこんな気持ちだったのかなと考えながらじっくり楽しめた。

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2025年02月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いやー最高でした。
欲張りかもしれませんがドラマからではなく
小説から読みたかった
ドラマではラスト穿が探偵事務所に入ることになりますが
原作ではなってません
3が出るなら三人が同じ探偵事務所で働く姿を見てみたいものですね

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2023年11月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

不可能担当探偵と不可解担当探偵シリーズ第2弾

ドラマを観終わってから読んだのでおおよそは既知の事件だけれど台詞とか細かい内容が違うんですよね。面白かったです。

他作品がアニメ化されてるだけあってキャラクターを立てるのが上手い。ただし倒理の行動と思考はは一貫しているんだけど氷雨はちょっとあれっ?って思うところがあるかなー。たまに突拍子もないことをするような学生時代のエピソードでもあれば100%納得したんですが。

本好きとしては美影と会う場所は原作どおり古本屋さんにしておいてほしかったかも(笑

続編が出たら読みたいです

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2023年10月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

全作同様おもしろいポイントは変わっていない。また穿地視点の短編もあったり、全作から続いていた倒理、氷雨、穿地、美影の4人にかつて起こった事件とその犯人に関する事件の真相も描かれていた。トリックとしては面白かったが、動機と犯人が若干引っ掛かるところはある。

全6編収録
「穿地警部補事件です」
「消える少女追う少女」
「最も間抜けな溺死体」
「ドアの鍵を開けるとき」が好きな短編

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2023年09月11日

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