【感想・ネタバレ】ホーキーベカコン３のレビュー

笹倉綾人 / 谷崎潤一郎『春琴抄』より / Mint

数多の男を魅了し、破滅させるたびに妖しく美しくなっていく春琴。だが『とある事件』をきっかけに、彼女の在り様に変化が――。
笹倉綾人の手で現代に蘇った、狂わしくも美しい谷崎文学の傑作『春琴抄』ここに完結！

[Q · ★★★★★]

最高の『春琴抄』

絵が白くてイマイチ。
だけどそんなもの軽く凌駕する、今までで最も深く激しく解釈した春琴抄。
最後に谷崎の変態性を匂わせる締めくくりも何と素晴らしいことか！

[レイン · ★★★★☆]

独自の解釈が読める

原作にプラス、作者独自の解釈が含まれていて面白いです。これはこれでありだし、自分なりの解釈を持って読み進めてもよし。
絵が綺麗で、春琴の恐ろしいほどの美しさがよく表現されています。
全3巻と短めなので、何度も読み返したくなります。
オリジナルキャラの役目がちょっとよくわからなかったので、星4です。