あらすじ
死ぬ権利を与えてくれ――。安らかな死をもたらす白衣の訪問者は、聖人か、悪魔か。警視庁VS闇の医師、極限の頭脳戦が幕を開ける。安楽死の闇と向き合った警察医療ミステリ!
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Posted by ブクログ
オーディブルにて。
映画で見たときは暗くてつまらないと思ったけど、本で読んだら面白かった。
ちゃんとどんでん返しもあったのか。
そして最後主人公の前でも安楽死の是非が問われる展開はさすが。
安楽死問題は必ず意見が分かれるが、死ぬ権利って確かに必要だよなと。安楽死賛成派です。
Posted by ブクログ
プチどんでん返し。
それより、テーマの安楽死。
結果、目の前でその行為を許してしまった犬養。
その後、彼は罪に問われたのだろうか。
彼女は、どんな罪に問われたのだろうか。
その後を書いて欲しい作品。
Posted by ブクログ
今回のテーマも胸に重くのしかかり、読み進めるのが辛くなってしまう作品でした。
人間らしい弱さが露呈され、苦悩する犬養。果たして自分は、身内が同じ境遇だった場合、どちらを選択するのか…?
展開するにつれ、このままでは終わらないだろう、と思いながらもその真実が明らかになったときはやはり驚きました。
知識豊富な著者であるのは明白なのですが、ストーリーの展開に読むたびに感嘆してしまいます。
次の作品も楽しみです!
Posted by ブクログ
安楽死について考えさせられる話だった。
ドクター・デスは快楽のためではなく、本人の同意がないと行わない等信念をもって行っていることだった。
生きる権利があれば死ぬ権利もあるとも思う…。
犬養刑事の、殺人はいけないことだし理解しつつも死ぬことを願う人を無理矢理生かすことに意味はあるのかと、葛藤する思いに共感しながら読んだ。
シリーズものだったので、前作もぜひ読んでみたい。
面白い
かなり考えさせられる。死ぬ権利。もし自分が同じ立場になったときにどう思うのか。多分読み手の心理によって180度かわるような作品だと思った。多くの人に読んでもらいたい。自分の死や大事な人の死を考えさせられる作品だった