【感想・ネタバレ】洞天茶房菜単 ~中華奇譚品書き~ 美男の供す佳き仙茶のレビュー

あらすじ

京師(みやこ)、鬼市巷にある茶房「洞天茶房」は天界の底に通じている。茶房の主人で科挙の受験生でもある李子春は、天界から女仙さまと一緒に堕ちてきた美麗すぎる花仙の梅鬼と牡丹郎とともに、あやかし退治をすることに!? 李子春の「骨」に惚れながらもクールでストイックな梅鬼と、この世とあの世を面白おかしく生きたい快楽主義の牡丹郎に挟まれて、李子春の日々は愉快痛快にあやかしまみれ!?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

中華の飲食店モノ。
金蓮花さんの銀葉亭茶話シリーズを思い出します。仙術とか出てきて、ちょいFTなんだよね。
ま、こっちはギャグテイストもある、現代風なラノベですが。
しかし、この方の作品は、登場人物が多いのと、設定が女子ラノベにしては複雑で、設定描写が長くて読むのはちょっとしんどい。

けどまあ、それぞれのキャラがとても立っていて楽しめました。エンタメでした。

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2011年08月03日

Posted by ブクログ

2010/12お茶の話っぽいタイトルに衝動買い。
サブタイトルに「美男の供す~」とあるのでもしかしてBLぽい?のかと少しばかり心配しながら(笑)読みましたが、茶房(喫茶店)のお兄さんたちの妖怪?退治ものでした。

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2010年12月27日

Posted by ブクログ

このシリーズ、どれが一巻なのかよくわからない罠。
これ一巻だったのだろうか。

文体が美しい真堂樹作品なら、なんでもいいや!と手にとった。

主人公、李子春は仙骨を持った気の優しい少年。
鬼市巷という街の幽霊道にある茶房「洞天茶房」を切り盛りしている。
客桟には空から堕ちてきた神仙女が居候中。
従者2人は給仕として茶房で働きながら、下界の邪気に当てられて獣に変じてしまった仙女様の為に、陰丹を練る。
陰丹の材料は陰気。陰気は魑魅魍魎から抽出する。
なので、事あるごとに怪異に首つっこんでいくパターンのお話。
夢枕獏の陰陽師、みたいな。

設定や展開は可もなく不可もなく。奇抜さもあまりなく。
真堂樹ワールドの耳障りのいい音感の文が何より好きなので、その要素だけで読み進められる。

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2012年11月02日

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