感情タグBEST3
Posted by ブクログ
感動した。
栄養学とか断食関係の本でここまで心揺さぶられたのは初めてかもしれない。
「なにか」に癒着することもない本物の人間の魅力が内包されている著者だと思った。
沢山勉強してるのも分かるし、凄く中身もしっかりしているので凄くお勧めな一冊。
評価5以上。
「無理に朝食は食べる必要はない」
朝起きると食欲がないというのはよく聞くが、食欲がないなら無理に食べない方がいい。朝は排泄の時間と言われていて無理に詰め込むことになるから。
食べてから押し出すのではなく、出してから入れるのが重要。
常に胃の中に物があるというのは胃腸が休まらないし、疲れや病気の元。
「必要な栄養素を生み出す腸内細菌がいる」
自分が必要だと思っていた栄養素は本当に必要なのか。それは本当にその量で合っているのか。
腸内細菌は身体に必要な栄養素を作り出す機能があるので、もしかしたら自分が食べているその食べ物の量は間違っているのかもしれない。
食べ過ぎると腸内環境は乱れ、機能を発揮出来なくなる。
一度食べている「量」を見直してみる必要があると思う。
「1日に食べている食品添加物は80種類以上」
特に気にしていない人の摂取してる1日の食品添加物の種類はこんなものだそう。
食品添加物は1種類だけの実験結果での安全性は確立されていると言われているが、それは1種類だけの安全性。
数種類の組み合わせによる安全性は未知。
というか組み合わせによって発ガン性物質が出現した例はある。
これをどう考えるかは自分次第。
健康になると医療費は削減されるので医療費がかからなくなり
「塩分の摂取量より選び方」
塩のパッケージに塩化ナトリウムと書いてあったらそれは不自然に精製された偽物の塩。
本物の塩であれば「海水」としか書いていない筈。
人間の血液は海水と似ていて、「本物の塩」は血液の殺菌にもなるし高血圧は招かないのでそちらを選びたい。
高温になればなる程食品は酸化しやすくなるので、なるべく生に近い形で摂りたい。
しかしそこもまた何気に難しい。
それならなるべく加熱温度を下げた調理方法が好ましい。
「焼く、揚げる」は150度〜180度。
「茹でる、煮る、蒸す」は100度程度。
茹でよう。煮よう。蒸そう。
「ネバネバのムコ多糖類」
単糖類はなるべく避けたいが、ムコ多糖類は積極的に摂りたい。
免疫力アップ、血糖値の調整、新陳代謝の促進、骨の形成促進などなど。
納豆、オクラ、山芋、里芋などのネバネバ食品を食べましょう。
Posted by ブクログ
食を中心とした病気にならない為の方法を指南してくれる本。
著者ならではの過激なダメ出しが、執筆者によってマイルドになっており、落ち着いて読める。
すべき事で気になった事を以下に列挙。
・1日3食は食べなくて良い
・砂糖など精製されたものは食べない
・植物性油脂はトランス脂肪酸だと思う
・タンパク質、炭水化物、脂肪は3分の1づつとる
・一物全体食
・身土不二
・油は低温
・低温で汗をかいて毒出し
健康になりたい人、健康を維持して長生きしたい人にオススメです。
Posted by ブクログ
様々な健康法があるなかで何を食べるのではなく、「何を食べないか」が大事。食べるとしたらどんな割合がベターか。
少食断食の効用や添加物や化学肥料の害を説いている。
筆者は糖質のとり過ぎは良くないといいつつも菜食主義者ではないし、肉も食べている。
まえがきで「動物を殺すのがダメで、植物を採取(殺す)のはよい」などという法は、自然界には存在しない。との考えはまさに同意見だった。
Posted by ブクログ
今流行の、小食、糖質カット系の書籍。
医学的知識に詳しくない一般の人向けに書かれた本なので、難しい医学用語はほとんど書かれていない。
分かりやすい一方、医学的根拠がほとんど書かれていない為、懐疑的になる記述もある。
納得できる項目、自分で無理なくできる範囲で、著書の内容を実践していこうと思う。
Posted by ブクログ
1日三食は食べ過ぎ、朝食は食べない方がいいというのだが、しっかり三食食べるべきという本もあり、私にはどちらが正しいのか分かりません。ただこういう意見もあるということを知った。
・糖質こそがさまざまな病気の元凶
・体は飢餓を前提に作られている。一日三食は食べ過ぎ
・油は「圧縮一番しぼり」のものを使用すべき。水酸化油脂や植物性油脂とあったらトランス脂肪酸のこと。
・低温料理を心がける。
・ネバネバ食品を積極的に食べる。オクラ、納豆、山芋、ヒラメ、カレイ、あわび、かき等
賛否いろいろある方みたいだが、
「本は絶対に自分の手で執筆する」という信念をもった人。
Posted by ブクログ
食べ過ぎと栄養失調。
今の日本なら、十分な選択肢があるので、少し多めにお金を出せば、身体によい本物と呼べる食材が手に入るが、貧しい国になればなるほど選択肢が狭まっていくのだなと感じた。