【感想・ネタバレ】フランダースの帽子のレビュー

あらすじ

あのころ知りあいのだれもがなにかしらのウソをついて暮らしていた――

長く潜伏したあとでひょっこり姿をあらわした、良く似た姉妹による巧妙なウソ。
郵便受けに届いた1枚の葉書が呼び起こした、弟との30年前の秘密。
「語りとは騙りのことである」とうそぶく読書会の主宰者。
賢治の童話やフランドル派の絵画に秘められた寓意。
そして、記憶を失った青年たちと、自らの物語に生きる老婦人たち――。

消えゆく記憶の彼方、不在の人物の輪郭から、おぼろげに浮かび上がる6つの物語。

解説・東直子

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Posted by ブクログ

ネタバレ

夏なので幻想怪奇系積読を消化するぞのコーナーです。
長野まゆみ読みたくなったから、本選ぶときのあみだくじの中に混ぜたら一発で当てたぜ!!
そんなに積んでない。2年くらい?夏なのでとか言わんでもそのうち読むつもりやったけどいいタイミングやった。

あー面白かった。
最後、びっくりしてへんな声や溜息が出そうになるものばかり。
幻想系と思って読んだけど、現実を描きつつそれを幻想系の手法でみせてる感じがした。
ポンペイよかったなー。服もモノも記憶も共有して、精神の境界ももうないのやな。

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2021年07月25日

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