【感想・ネタバレ】蠢く淫花【イラスト入り】のレビュー

あらすじ

大正初期、小宮志乃は横浜の名家「逢坂家」へ奉公に出ることに。
そこで一人の青年と出会う。
彼は逢坂家の次男・匡喜。
優しく男らしい匡喜に惹かれていく志乃だったが、ある時逢坂家の忌まわしい秘密を知ってしまう。
それは匡喜がご神木(ノウゼンカズラ)の依り代――物の怪憑きであるということ。
人間の「精」を搾取しなければ生き延びられず、物の怪に意識を支配された匡喜の異形の姿に志乃は怯えるが、伸びる無数の触手で蹂躙されてしまい…!?

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io

ネタバレ 購入済み

良かった

時代設定が少し分かりにくいですが、思った以上に良かったです。
はっきりと書かれてはいませんが、明治の終わりか大正あたりの時代でしょうか。電灯がまだ庶民までは行き渡っていない頃の物語です。
正直、物語の流れは予想がつくのですが、この作者様、小道具の活かし方が非常に巧いです。本当に些細なものが大事な場面で活かされているので、『あれがここに活きてくるのか!』という感動を味わえます。(私だけかな?)
触手攻めとファンタジー要素が苦手でなければ、お薦めします!

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2023年10月09日

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