【感想・ネタバレ】あひるのレビュー

あらすじ

我が家にあひるがやってきた。知人から頼まれて飼うことになったあひるの名前は「のりたま」。娘のわたしは、2階の部屋にこもって資格試験の勉強をしている。あひるが来てから、近所の子どもたちが頻繁に遊びにくるようになった。喜んだ両親は子どもたちをのりたまと遊ばせるだけでなく、客間で宿題をさせたり、お菓子をふるまったりするようになる。しかし、のりたまが体調を崩し、動物病院へ運ばれていくと子どもたちはぱったりとこなくなってしまった。2週間後、帰ってきたのりたまは、なぜか以前よりも小さくなっていて……。なにげない日常に潜む違和感と不安をユーモラスに切り取った、著者の第二作品集。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 2週して気づいたけどおばあちゃんが最後冷蔵庫物色して背筋伸びてるのはモリオへの期待。
 でもモリオの最後はおばあちゃんに無関心になる。
 アヒルと流れが似てる。
 これ短編集なんかじゃない3つで1つだわ。

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2026年07月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一人称視点で描かれる不気味さが際立っていてすごく面白い。途中庭に遊びにくる男の子が主人公を見つけ、声を上げるところが好き。

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2026年09月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

〇あひる
あひるが交換されているのに主人公だけ気づく、謎の宗教に祈る親、暴力的な兄、自分の興味のままに行動する子供たち、破られる約束
子供の興味は移り、大人の興味もまた移る

〇おばあちゃんの家
穏やかで優しくニコニコとしていてやさしいおばあちゃんが、認知症を気に暴力的に、どんどん元気になっていく
閉じ込めようとする親、前はおばあちゃんが大好きだったけど大人になるにつれて離れていく主人公
血の繋がらないおばあちゃんっていうのも怖い要素だった

〇森の兄妹
母親の愛に飢えたモリオが森の中で出会ったおばあちゃんに惹かれて家族になろうとする
モリオは母親から漫画を買ってもらってからはおばあちゃんの家にいくことはなくなった
少年がいちばん欲しかったのは母親からの愛
おばあちゃんはその代わり

3作に共通する要素
要らなくなったらポイ、用済み、
なんだか怖い

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2026年09月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あひる、おばあちゃんの家、森の兄妹の三遍。

あひるで、お誕生日会の夜にやってきたのは、ただの
図々しい子どもだろうと思っていたら、翌朝主人公が
あひるに感謝していたので驚いた!そんな純粋な思考は生まれなかった笑 両親と子どもたちの振る舞いに
もやもやしながら読んでいた。そして兄夫婦の赤ちゃんが産まれたことで、あっけなく壊されるあひる小屋。
安心や幸せな気持ちを得る為に、何かに依存するのは
普通のことなんだけど、こうして物語として淡々と
語られると、結構怖いことをしているんだなあと思う。

おばあちゃんの家では、おばあちゃんの足腰が弱いはず
なのに、そうとは思えないエピソードが出てくる。
すぐ隣に住む、血の繋がりのない息子夫婦に何か遠慮しているの?認知症かなにかで、そのストッパーが外れて自由に振る舞えるようになった?なら良かった。
話し声やおはぎの件は、森の兄妹とのお話の繋がりで多分モリオにあげていたんだろうと真相が分かって少し安心。
森の兄妹のモリオはいじめられっ子。おばあちゃんとの
交流を戸惑いつつ楽しんでいた。でも、拾った汚い手袋でマンガを読んでいるのをお母さんに見られたことで、
(多分)全巻買ってもらうことができた。それから二度と
おばあちゃんに会いに行くことはなかった。

あひるや、おばあちゃん。人はそのとき自分に、
より必要なものを選んで、それまで依存していたものを
切り捨てる。捨てるという意識すらないかも。自分も
無意識に、いろんなものを捨てて生きているんだなあ、と怖くなった。

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2026年03月15日

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