【感想・ネタバレ】橘花抄(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

両親を亡くした卯乃は、筑前黒田藩で権勢を振るう立花重根に引き取られたが、父の自害に重根が関与したと聞き、懊悩のあまり失明してしまう。前藩主の没後、粛清が始まった。減封、閉門、配流。立花一族は従容として苦境を受け入れるが追及は苛烈を極め、重根と弟・峯均に隻腕の剣士・津田天馬の凶刃が迫る。己の信ずる道を貫く男、そして一途に生きる女。清新清冽な本格時代小説。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

人は会うべき人には、会えるものだと思っております。たとえ、共に歩むことができずとも、めぐり会えただけで幸せなのではないでしょうか
殿方は責める戦をいたしますが、女子は守る戦をいたすものです。女子は身を守り、家を守り、何より心を守らねばなりません。心を守り抜けば、負けることも失うものもありません

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2021年02月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

卯乃にとって、恩がある人に嫁ぐことが大切。でも恩人の弟にこころ惹かれる。
それに対して周りの人が協力的に動いていく。なんとも出来すぎ感は否めませんが、卯乃が可愛い性格だからか嫌味には感じられませんでした。
最後の決闘のシーンは、確かに宮本武蔵を彷彿とさせました。

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2016年01月17日

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