あらすじ
【民族BL×両性具有】「半陰陽」の王子・ルーイは、「女」と偽り敵国に嫁ぐが、番となった王子・ゼスに見破られてしまう。しかし、ありのままを受け入れてくれるゼスの高潔さと優しさに、ルーイは次第に惹かれていく。それは生まれてはじめての感情だった。そんな矢先、兄・アズラクが突然来訪し――…。衝撃の過去が紐解かれる、待望の第2巻。
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ルーイ
ルーイは狂った世界で生きてきたんだと不憫に思いました。
首に締められた跡があり、服も乱れ泣いている子供をどうして殴る事ができるのか。
そして、兄の笑顔も恐ろしい。
早くゼスに胸の内を話せたらいいな。
ルーイに穏やかな毎日が訪れますように。
次巻が待ち遠しい
首を長くして待っていた二巻。少しずつ2人の距離が縮んできた気がします。不憫受が好きなので、辛い過去に心配する攻は、もうたまらないのですが、嵐の前の静けさのようでこわい…。
ユルールは神聖さを感じるほど美しいので、目の保養になります。狼シリーズの中では、この話が一番推しです。
あとがきにある35歳と17歳って良いと思うけどなぁ。主人公の地味さも、私は逆に萌えます。
不憫…
まだ主要人物の人となりについて謎な部分もあり、大きく物語が進んだ感じはないので、もう少しグイッと進めてほしい気もします。ゼスも引く人なので、なんとなくじれったい。兄の来訪を通してルーイの祖国での暮らしぶりが明らかになりましたが、やはり可哀想。はやく幸せになる日が来てほしいです。