あらすじ
美智子様もお気に入りの傑作ユーモア・ミステリー!
いまも世界中で愛される「ジーヴズ」の傑作選。
時は20世紀初頭のロンドン。
気はいいが少しおつむのゆるい金持ち青年バーティには、厄介ごとが盛りだくさん。
親友ビンゴには浮かれた恋の片棒を担がされ、アガサ叔母は次々面倒な縁談を持ってくる。
だがバーティには嫌みなほど優秀な執事がついていた。
どんな難題もそつなく解決する彼の名は、ジーヴズ!
世界的ユーモア小説の傑作選。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
上皇后美智子様が「2、3冊待機しています」として、話題となった本。とても格式が高く、全ての話しが心地よく回収されていく。超金持ちの未婚青年バーティとその執事のジーブスの名コンビ。バーティが解決したい難問(彼の婚約、同志の恋、養子が欲しい等)をジーブスに突きつけ、ジーブスが顔色一つ変えず、2、3歩先回りして、スマートに難問を片づける。その際決まってバーティがジーブスに最大の賛辞を贈る。この本の面白さはバーティの持ち前のすっとぼけな性格をジーブスが軽く窘めていくという歯車が最高に合っているところだろう。
Posted by ブクログ
事件簿とあるけど、ユーモア小説なのでミステリーよりは文芸カテゴリーか。
良い意味で予想を裏切られるお話でした。
執事って!執事って…!的な。
Posted by ブクログ
話の内容も面白いんだけど、冒頭で毎度服の趣味にダメだしされて仲がこじれてるバーティとジーヴズに一番笑ってしまった
割と冷淡なイメージだったジーヴズですが、『バーティ君の変心』では主人愛が垣間見れたような……ような…気のせいか。
以前読んだ雑誌のミステリー特集でこの「ジーヴズもの」も紹介されてたけれど、はたしてミステリーなのか…ユーモア小説よね。
「謎解きは~」の元ネタって感じはするけど。その本読んだこと無いのでイメージで
それにしても「ジーヴズ」って言いづらいの私だけでしょうか。
次の巻も購入済みなのでさっそく読み始めようと思います。