あらすじ
●読書術の大家が、ネット時代に教える「だからこそ本を読む」理由
「ネットがあるのになぜ本を読むのか」。
そんな話もありますが、本当にそうでしょうか?
私たちは日々情報には触れていますが、そこで何が残っているのかというと、
ただ無為に情報を消費しているだけ、のような状況もあります。
本を読むことでしか学べないことは、確実にあります。
文学・読書の大家である齋藤先生が、今の時代だからこそ勧める「読書する理由」と、
「人生と知性に深みをつくる読書」の仕方を紹介します。
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Posted by ブクログ
「小次郎っ、負けたり!」「何っ」「きょうの試合は既に勝負があった。汝の負けと見えたぞ」「だまれ、何をもって」「勝つ気であればなんで鞘を投げ捨てむ。鞘は、汝の天命を投げ捨てた」
本書で紹介されている吉川英治著「宮本武蔵」の一節。いい。この一節を目にしただけで、眼前に広がる巌流島決戦のシーン、波打ち際でせめぎ合う武蔵と小次郎の緊迫が蘇る。そんな「本」というとてつもない世界へのリスペクトが詰まった本。好きで好きで、最高だと思えるものがある幸せ。
「なんで本なんか読めっていうのという質問があるけれど」と教師が言った。「教養を身につけるというのが一つの答えだろう。教養が何故必要かと聞かれると、テストの答えにはつながらないかもしれないけれど、確実に人生は味わい深くなるよ」と。焼酎「赤兎馬」を飲んで「へー、変わった名前~」って言って飲むよりね。
「赤兎馬(せきとば)」は、三国志の英雄・関羽の愛馬だ。燃えるような赤い目をしていたのでその名がついた。関羽が非業の死を遂げた後、数度戦場に姿を現して敵兵を混乱に陥れた。関羽の亡霊が現れた、と。そして関羽を殺した敵が死ぬのを見届けると、赤兎馬も姿を消し二度と現れることはなかった。そんな物語を思いながらの焼酎もロマン。名付けた人に乾杯。
Posted by ブクログ
他人の人生を生きることはできないが本を通じて他人の人生を追体験することはできる。まさにその通りだと感じた。本を読むモチベーションが下がってきたときに改めて「本を読もう!」という気にさせてくれる。
Posted by ブクログ
読書へのモチベーションが高まる。
以下、インプットしたい内容
・好きな文章を3つ選ぶ→自分にとってどんな価値があったのか、何が魅力的なのか考える際に最も簡単な手法。
・思考の回転を深める予測読み
・だから何?全然わからない。と切り捨てることは、無教養な人間のやる無作法な態度。驚くべきことに驚けるのは、実は教養があるから。
・1テーマ5冊読めばランクA
・自分だけの名言を見つける。→言葉にはパワーがある。マイ名言を見つけて、声に出して読んだり、手帳に書き込んだりしてしっかり自分のものにする。
・読み続けることで集中力が鍛えられれば、他の趣味にも勉強にも仕事にも良い効果がある。
・この世を過ごすうえで、深くてすごいものに出合うだけでも、もう時間がないと気づきます。薄っぺらい、浅いものに付き合っていられないわけです。